働くって。 | 旅するおサルのぼちぼち世界&大阪周遊記

働くって。

7月末で仕事を辞めて、それからしばらくは先の計画を練ったりしとったけど、

それもひと段落したので、家でインドアな生活送るよりは、って事で

8月の中ごろから日雇いのバイトを1日置きくらいにやってみてましたヘルメット


3ヶ月以上とか、ある程度中~長期になるようなら

英語の家庭教師とか、それなりに効率のいいバイトもあっただろうし、

7月末からなら住み込みのリゾートバイト、なんてテもあったんやろーけど、

お盆を過ぎた8月中旬から2~3週間だけ、ってなると

さすがに条件の良い話はなくて、完全に1日だけの

いわゆるスポットバイトってのになってます。


前日の夕方くらいに仕事があれば割り振られるという状態で、

まさに世にいう「不安定な雇用状況」のど真ん中まと


やる仕事も様々で、これまで家電配送の助手とか、事務所移転とか、

引っ越しの手伝いとか、はたまた食品工場のラインに入っても見たけれど、

仕事は単調ながら、人間観察の場としてけっこう面白いシラー


経験が長く、その日集められた人たちのリーダー的な立場に立ってる人は、

やっぱり動きに無駄が少ないし、言われなくても発注主の要望に沿えるように

色々考えてるのがよくわかる。


でもその反面、何とも不器用な人も散見される訳です。

別に自分と同じ日雇いの立場で来てる人だけじゃなくて、

その日雇いを使う立場の人たちにも残念ながら数名いらっしゃった。


日雇いである自分はあくまで「アシスタント」として配属されてるんやけど、

さりげなーくそのアシスタントの俺にきつい仕事を割り振って、

できるだけ自分は休もうとしていた正社員の人とか、

(文句言わず休ませといてあげましたよ。おかげで?早く仕事終わったしにひひ


逆に支持がないと動けないこちらにほとんど支持を出さず、

なんかほとんど自分でやって結果非効率な仕事をしてる人とか、


あとはひたすら仕事とお客の文句を言ってる人や、

遅刻してきたのにソッコーでさぼりに入ってる人などなど。


どの会社にもそんな人たちはちらほらいるのが世の常やろうけど、

感覚的にこの2週間で出会った人の中(のあくまでごく一部)には、

あからさまに度合いがはなはだしい方々もいらっしゃった訳です。


で、ここまで言っといて、実は自分が周りから

「不器用なやつで仕事できへんなー、あいつ」っと思われてた可能性も

全く否定できないので、そこは棚に上げた話として、

あくまで個人的な感想としての話として読んで下さいね注意


決して理想的とは言えない労働条件で長期で働く場合、

人によっては働くモチベーションが全くわかず、

とにかくその場のその時間をやり過ごせばいい、

ってな発想になるのも理解できなくはない。


逆にいくら自分にモチベーションがあっても、

周りのモチベーションが低いと段々影響されてしまって、

気が付いたら自分のモチベーションがガタ下がりしてた、

なんてこともあるだろう。


また、マジメにやってる人からしたら、

さぼってる人やあからさまに効率悪く作業している人に頼みごとはしないし、

共同作業もできる限り避けようとするので、

きっと益々疎外感を感じて内にこもり、

結果より仕事のモチベーションが下がる、

という負のスパイラルに入ることもあるのだろううずまき


数年前に「仕事論」に関する本をよく読んでた時期がある。

どの本も結論では似たような事を言っていて、究極的には


「自分の好きなことやって社会の役に立って、

その貢献への対価としてお金をいただき

社会における自分の居場所を見出している」


状態が「理想の仕事」になるのかな、っと自分なりに解釈してるんやけど、

まぁそうは言ってもそれは理想論。


そんなにうまくいかないからみんな悩むし、

気づけば何のモチベーションもなく働く事になっている場合もある。


でも、「理想の状態」をちゃんと意識して、少しでもそこに近づけるように努力し、

工夫を重ねてみる事に意味があるのかな、っと今は思ってる。


この8月末をもって日雇いの仕事は一区切りする予定やけど、

なんだか働く事について改めて考えさせられる2週間やったな、っと思う。

環境が変わると新しい角度から物事が見れるから、やっぱ面白い。


さて、明日からは早9月。ぼちぼち引っ越しの準備もせなあかんし、

併せて旅立ちの準備もせなあかん。

でも引っ越し前に景気づけに富士山に登ってくる予定もある富士山(初夢)


忙しくなるどーチョキ