前回の続きで、宮崎県の古墳巡りについてです
小林市から都城市に入り、古墳見学計画を立てていたのですが、なんとこの日はどしゃ降り(号泣)
でも、せっかく来たので1基だけでもいいから見たいと思い、ホテルから近めの早水町にある沖水古墳に行ってきました
どしゃ降りでも古墳を見に行く私、指さして笑ってやってください
アハハッ
早水公園内にあり、古墳はこの地図でいうと右下のあたりです
築造時期、埋葬施設も不明の古墳ですが、県指定文化財
早水公園に沖水古墳。このあたりは「水」にまつわる地域で、古代から洪水が多かったようです
扇状地を流れる地下水が、この早水神社付近で湧水となっているそうで、それが公園内の池ではないかと思います。
写真が暗いので、明るくしています
早水公園の中に池が6か所あり、そのうちのひとつ髪長媛池の横にあるのが沖水古墳です
ここには髪長媛生誕の地という伝承があり、髪長媛は仁徳天皇妃で絶世の美女だったそうです
元々、周辺に小規模な円墳がいくつもありましたが消滅。この1基だけが残ったということなのですが
経塚かもという指摘があります
現状では低めの墳丘
除草中に、墳丘から平安時代の経筒や鏡などが出土しています古墳を転用して経塚にしたのか、元から経塚なのか、発掘調査はされていないので不明です
古墳の横にある池之大王神社、これも注目
早水神社が設置した看板によると、ここは縄文時代、弥生時代から信仰の場とされ、スポーツや勝負事にご利益があるのだそうです
さらに、横の髪長媛池で顔や手を洗うと美人になれるという言い伝えがありますいいことばっかりじゃないですか
私は、1日30回くらい洗わないと足りませんね~
宮崎古墳旅は、どしゃ降りのためこれで終了(笑)
梅雨なので仕方ないですね
いつか再訪したいです
(参考文献)国土交通省九州地方整備局「いわれ辞典2」平成20年