今日は、岡山県の古墳巡りレポートを書きます
パソコンに古墳写真がたまりすぎて、今回載せる写真はちょうど1年前の画像なんです(笑)
遅くなりました
昨年の4月30日に岡山市の千足古墳が復元公開されたので、5月に入り見に行きました
全長約81mの前方後円墳
5世紀前半の築造
千足古墳を見た後は、横穴式石室巡りです
最初にレポートするのは、総社市の久代大塚古墳
今回は、地元の方にお願いして車に乗せていただき、図々しくロープやハシゴなどの小道具もお願いしました
ありがとうございましためちゃくちゃお世話になりました
古墳がある丘陵に入ると、小ぶりな円墳がいくつかあります
円墳の近くに久代大塚古墳があるようなので、探してみたところ
直径約25m、高さ約3mの円墳です古墳時代後期の築造
この天井石の下にある盗掘坑から入室させていただきますが、奥壁の一番上に当たる位置なので高さがあり、このまま入ると玄室に転落します
そのため、ハシゴとロープも使うという方法で入らせていただきました
玄室は、長さ6.3m、床面幅2.25m、高さ2.5m
石室全長9.3m以上、見応えのある大きさです
袖石が奥壁から見て左側にあり、羨道は埋まっていますが長さ3m以上とされています
天井石も大きく、迫力の石室
この後、石室を出るのが恐怖でした。私、高所恐怖症なんですよひぃ~、ハシゴを登るのが怖い
でも、怖くても見たかったのがこの古墳で、総社市って古墳だらけなんですよね古代吉備の繁栄ぶりが伺えます
少し西に行くと、岡山県との境に広島県福山市があるのですが、古代の吉備穴国だと考えられており、ここもまた古墳だらけなんです
地元の民間団体「御領の古代ロマンを蘇らせる会」が3月末に出版された本ですが、拝見したところ、古墳の多さにびっくり
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古墳の数もですが、もっとすごいのはこうして古墳に情熱を注ぎ、記録を残すという民間団体の皆様なんですよねこのままだと、古墳は忘れ去られていきますからね
記録して出来る限り保存する、これが文化財には必要なことだと思います
(参考文献)総社市「総社市史 考古資料編」総社市1987年3月