前回の続きで、大分県の古墳巡りについてです
日田市田島にある薬師堂山古墳を見学しました
市内で唯一円筒埴輪があったという県指定史跡の円墳です
目印がなくわかりにくいのですが、大原八幡宮の近くまで行き、右に入って古墳に向かって歩きました
「植物をとらないで」という看板があるので、静かに歩きましょう
緩い斜面の上に円墳がありましたが、雪が降ると形を把握しにくい感じがしますね
径35m、高さ6m、5世紀前半の築造
正式調査はされていないですが、埋葬施設は箱式石棺または竪穴式石室と考えられています
後方に見えるのが円墳で、スニーカーが埋まりながらでしたが、上がらせていただきました
木がなければ、下から古墳を確認出来そうです
墳裾に並んでいたという円筒埴輪たちも見えたかもしれませんね
墳丘にテラス状の段があるようですが、ここかな
雪で確認しにくい古墳巡りとなりました
雪で墳丘が見えないので、おまけで違う写真を掲載しますね
中国の河南省安陽市に、殷墟の遺跡があります
北京の南、約500kmくらいの位置です。
世界遺産にも登録された、紀元前14~11世紀くらいの素晴らしい遺跡なんですよ
2017年の冬に、中国人ガイドさんを予約して訪問もちろん、お目当てはお墓です
(注)次の写真には人骨が写り込んでいるので、苦手な方は飛ばしてくださいね。レプリカなので、本物ではありません。
殷の時代、第23代の王・武丁の妻の一人「婦好」の地下墳墓です
紀元前12世紀頃の女性です
(中国読みだと「フーハオ」さんだったかなと思います)
盗掘されていなかったので、1928点もの遺物が発見されましたこのレプリカは、発見当時の様子を忠実に再現していると聞きました
中国人ガイドさんが「私も歴史が大好きで、土器マニアなんです給料は土器コレクションに使うから、貯金なんてゼロよ~」と言っていました
あ~嬉しいガイドさんが私と親戚のような感じ(笑)
おかげで良い歴史旅となりました
(参考HP)ユネスコ「世界遺産」1992-2024