今年4月に行った愛媛県の古墳巡りで、書いていなかった古墳があるのでその続きを書きます
伊予郡砥部町の大下田古墳群なのですが、古代の森エリアは7月に掲載しましたので、今日は大下田1号墳をレポートします
1号墳は、県の指定を受けている6世紀後半~7世紀初頭築造の円墳です
5名埋葬されていたと想定されています
古代の森エリア南側の丘陵を上がると、1号墳の説明看板と開口している横穴式石室が見えてきます
わくわく
径25m
別の資料には15mとの記載があり、どっちなのでしょう
両袖式の横穴式石室があり、石室全長5.5m
入らせていただきますね
羨道は復元。
羨道から玄室に入るところに、大きな段差があります
段差なら他県でも見ますが、ここの段差は結構な高さでした
大きな段差は、この周辺で見られる特徴のひとつなのだそうです
玄室長3.2m、幅2.3m、高さ1.6m
玄室奥から、段差を撮りました
羨道から普通に入ろうとして、暗いから段差に気づかなければ落ちちゃいますよ
関連性は不明ですが、朝鮮半島にも大きな段差のある石室が存在するそうです
大下田1号墳の南に、大下田0号墳がありますが、こちらは未調査です
「0」ってつけるのは珍しいですね
ちょっと雑談
私は、仕事で1日中PCを使うからなのか、かなり視力が落ちてきました(え?年齢のせい?笑)
そこで、目にいいというお茶を買ってきました
なんと、青いお茶
アントシアニンを含む青い花弁にお湯を注ぎ、ハーブティーとして飲むそうです
加齢だと認めたくないので、ルテインサプリ、ブルーライトカットの眼鏡も買って悪あがきをしたいと思います
(参考文献)愛媛県「愛媛県史資料編 考古」1986年1月