前回の続きで、山口県の古墳巡りについてです
山口市阿知須の丸塚古墳群に行きました7基で構成されている古墳群ですが、まずは第5号墳を見ました
JR阿知須駅から徒歩15~16分くらいです👟
住宅街の中にひょっこり登場するので、わかりやすいですよ
直径13.4mの円墳で、6世紀後半の築造
鎖で囲んであるので、入ることは出来ないですね
横穴式石室は南に開口していて、複室構造
第5号墳の北にあるのが、第2号墳
看板があるこの道を入ると、右側に古墳があります
う~ん、何だか嫌な予感が…
やっぱりね
草に覆われて、しかもクモの巣だらけ
蚊もすごいです
径12~14mの円墳、6世紀末の築造
虫が超苦手なので諦めようと思いましたが、玄室に入らせていただきました
複室構造なのに、草がすごすぎて前室の状態は全然見えず
後室(玄室)は、奥行き2m20㎝、高さ1m50㎝、幅1m70㎝
あっ
側壁(東側)に、平らに加工した1枚の石が使われています
逆(西側)の側壁にも、やはり平らな石。玄室&羨道の中央で、山口県ではレアな排水溝が発見されています実は、この古墳なかなか手間がかかっています
おまけ画像
第2号墳と第5号墳の間に、首谷ケ浴(くびたにがえき)
という池があります
戦国時代に毛利氏vs大友氏の戦いがあり、大友軍の道案内をした僧侶や村人がこの池で殺されてしまったのだそうです頼まれたから道案内したのに、一般人を巻き込まないでぇ~
私は喜んで道案内しちゃうノリノリタイプなので、戦国時代では短命だったかもしれませんw
(参考文献)阿知須町役場「広報あじす」昭和52年10月5日