少し遅れましたが、4月に行った愛媛県の古墳レポートを書きます
伊予郡砥部町の大下田(おおげた)古墳群を回ってきました
とべ動物園前というバス停があるので、バスで行けます
古墳群は、総合運動公園内なので駐車場もあります🅿
公園の中を走る道路北側、赤い丸をつけた「古代の森」エリアに消滅古墳含み13基、南側に現存不明含み7基あります
計20基(古墳オタク調べ)。
間違っていたらごめんなさい
古代の森エリアを上がっていくと、低い円墳が5基並んでいます
9号墳を過ぎると、この日お目当ての3号墳が登場します
えーっ
標高108ｍの丘陵頂上部に、横穴式石室を持つ長円墳がありました
東西34ｍ、南北が東部で26ｍ、西部が18ｍの変形長円墳とされていますが、前方後円墳説、双円墳説もあり
6世紀後半のうちでも、やや古い時期の築造
向かって左、西側のB号石室が先に造られたと考えられています
B号石室は、全長11.8m
両袖式。
玄室内は3部屋に分けられているそうで、すご～く見たいのですが、覗くこともできず残念
その次に造られたA号石室は、全長5.1m両袖式。
羨道は崩壊していますが、玄室は残っているのでしょうか
玄室は、高さ2ｍなので立ったまま入ることができますね
墳丘に上がらせていただきました
松山市周辺にはひとつの墳丘に横穴式石室が2つという古墳がいくつもあり、専門家さんに聞きましたがこれが松山市古墳の地域性なのだそうです
愛媛県と言えば、鯛めしが有名ですよね
他にも気になった郷土料理がありました
「フカのゆざらし」というサメを酢味噌で食べる料理なのですが、サメってどんな味なのでしょう
「坂本龍馬脱藩にぎりめし」というのもあるそうで、これも気になりました
ネーミング最高ですね
(参考文献)愛媛県「愛媛県史資料編 考古」1986年1月