前回の続きで、福島県の古墳巡りについてです
福島市内では貴重だと思う、福島市岡部の日向2号墳を見学してきました
福島市には何度も来ているのですが、横穴式石室を見た記憶があまりないんですよね状態は良くありませんが、日向2号墳には横穴式石室が現存しています
福島駅からバスで行けます
まず、日向2号墳の手前にある上条古墳群に寄り道
柵があり近づけないので、東側からズームで撮影のみ📷
福島盆地における最終期の前方後円墳・上条1号墳があり、古墳時代後期の築造です全長45.5m圭頭大刀、須恵器が見つかっています
上条1号墳から徒歩で約10分、墓地を目指して進みます
墓地の一番上段までは行かず、そのひとつ下の道に入り、白い丸のあたりに向かいます
数m上がると、石室の石材とトタン屋根が見えてきました径10m、高さ3.6mの円墳ですが、もう墳丘はかなり崩れ気味です
ほぼ玄室だけですが、石室は残っていました
羨道は、下部の石のみ残存
築造時期は古墳時代後期だと思いますが、まだ資料を読んでいないので、情報は後日追記します
石が敷いてあるように見えたので、敷石だと思いました
西の側壁
東の側壁は、西の側壁より大きい石材が多く粗い感じがしました状態が悪いので、これ以上の崩壊は食い止めておきたいところです
この日に履いていた古墳用スニーカーがボロボロなので、このたび新しい古墳用を購入しました
ニューバランスのスニーカー、木更津のアウトレットで3600円でしたお得ですよねアウトレットがめちゃ混みでしたが、コロナ前の日常に戻った感じもして、すごく楽しかったです
(参考文献)国立歴史博物館研究報告第44集 福島 雅儀「陸奥南部における古墳時代の終末」1992