2月に、大分県大分市大字宮苑字千代丸にある千代丸古墳を見学しました横穴式石室に石棚や線刻画があるという、マニアにはたまらない古墳です
地元の皆様に大変良くしていただき、ここまで連れてきて下さったりして、本当にお世話になってしまいました
東側から入ると、円墳と横穴式石室の石材が見えてきました
現在は崩れていて全長約11mしかありませんが、当時は全長約25mあったと考えられている円墳7世紀初頭の築造
横穴式石室は、柵があり入室不可です
全長約8.9m
玄室は、奥行き3.3m、高さ2.8m、幅1.8m
水平に組まれた石棚があります朱も一部見えました
石棚といえば和歌山県のイメージですが、九州にも約40基の石棚付き古墳があり、そのひとつが千代丸古墳
石棚の前面に、三角、人物、4本足の動物の線刻画があるはずですが、遠くて全然見えないです
屍床は見えました
中に入れず残念でしたが、人が出入りして傷むよりは大事にされたほうがいいですよね
この後、次の古墳に向かいました
同じ大分市の丸山墓地内にある円墳です
丸山古墳という情報しかなく、詳細は不明丘陵の一番上にあり、とても眺めの良い場所です
鉄塔の台として使われていました(汗)
墳頂から、大分市内が一望できます絶景❗
この丸山古墳含め、古墳が鉄塔の台として使われることがあり、最初はええ~っと思いました
古墳の二次利用としては、過去には民家や茶室などが建っていた事例もあります
古墳でお茶!?
でも、壊さず誰かが使うことで古墳が残ってくれるなら、それもアリなのかもしれませんね
(参考文献)大分市歴史資料館HP まちかど歴史展示館のパネル一覧「大分の史跡 千代丸古墳」