前回の続きで、滋賀県長浜市・古保利古墳群の見学レポートです
「その1」で始まり、今回は「その2」です
古墳は132基あるので「その5」くらいまで書きたいところなのですが、マニアックになりすぎるので「その2」で終わります細かい話になると、古墳が好きすぎてエンドレスになるので(笑)
中央より少し右の赤丸の場所に、この古墳群分布図を含む説明看板があります
ここから、赤色矢印の前方後円墳までのお話を書きます
※私は、黄色矢印の古墳群南端から北に歩いて山を横断しましたが、緑色矢印あたりの山道からも登ることができますよ
説明看板のすぐ北側に、木戸越古墳という前方後円墳があり、看板の横が後円部です
※紙資料(1995年)では径20m強の円墳となっています
説明看板の少し手前ですが、山道に沿って古墳が並ぶという場所が多いので、歩きながら古墳萌えできます
熊鈴を鳴らしながら、慎重に進みます
北に進むと、小松古墳という前方後方墳があります
全長60m、4世紀中葉前後の築造
少し見上げる位置にありますが、藪になっていないので墳丘に上がらせていただくこともできました
さらに進み、20基弱ある群集状態の円墳の先に、北に向かってまた円墳が3基並んでいました
南側から、巳ノ脇古墳→4号墳→3号墳の順で築造されたと考えられています
さすがに疲れてきたので、ここで帰ろうと思いました
ですが、北の尾根にある前方後円墳(西野山古墳)は、古墳群最大の78mサイズで、やっぱり見たいので登り続けることにしました
この斜面を上がります
写真ではそうでもないのですが、実際には勾配がきつい山道で、もうぶっ倒れそうでした(笑)
尾根を横断してきて疲れているのに、最後にこの急勾配を登るのはなかなかの拷問ですが、何とか古墳まで行けました
西野山古墳に到着
前方後円墳で、全長78m
4世紀末の築造
尾根の最高所、標高245m。
まわりの木がなかったら琵琶湖が見渡せるいい場所です
疲労困憊ですが、藪になっている古墳以外はほぼ全部見ましたので、大満足です
~古墳巡り終了後~
頑張った自分にご褒美ランチです
先輩にご馳走になってしまいました
今回のWBCで、ダルビッシュさんが後輩とのコミュニケーションを大事にしていたと知り、私も先輩に感謝しなくちゃと思いました
そんな自分も頼られる先輩になりたいですが、古墳に行くために「休み代わって」とかよく後輩にお願いしているので、絶対に無理ですね(笑)あ~あ
(参考文献)高月町教育委員会「古保利古墳群詳細分布調査報告書」1995年3月