2月上旬に、大分県で古墳旅をしてきました
まずは、大分市松岡にある小牧山古墳群の見学レポートです山の尾根沿いに、円墳、方墳、前方後円墳・計7基が一列に並んでいるという興味深い古墳群です
7基すべての築造年代はわからないのですが、後述する6号墳は、4世紀後半と考えられています
古墳群に上がる山の入口は他にもあるのですが、私はバスで行ったのでこの入口が一番近かったです
白髭(しらひげ)泉水という湧き水の看板を過ぎて、上に進みます
看板があちこちにあり、この図がわかりやすいと思いました
7基の古墳が一列に並び、7号墳だけ離れて山裾にあります
7号墳は、前方後円墳か、または円墳説もあります
ナナメに立っている板石は箱式石棺の一部で、もし前方後円墳だとすればここが後円部なのかもしれませんね
6号墳は、前方後円墳の形が残っています
全長約45m、葺石&壺型埴輪があったそうです
4号墳は方墳で、15m×10~12m
やや長方形ですね
3号墳(円墳で径16m)から下を見ると、4、5、6号墳が連続して並んでいました
この一列ぶりが見たくて来たので、たまらなく萌えます
3号墳の上には2号墳、径21~22mの円墳です
箱式石棺があったと考えられています
尾根最上部、ここが古墳群の一番上で、13m×11mのやや長方形の方墳箱式石棺の剥片が見つかっています
この山には住宅建設計画があったのですが、文化財関係者と地元の人々が保存要望書を出し、古墳が無事に残りました良かったです
一列に並んでいるので見学しやすいのですが、こんな時にトイレに行きたくなりました私、お手洗いが近くて困るんです
この後、近くのコンビニでお手洗いを貸していただき、事なきを得ました(笑)あ~やばかった
(参考文献)古代朝鮮文化を考える会「古代朝鮮文化を考える10」1995年12月