昨年12月に鳥取県で古墳巡りをしたのですが、その時に行った古墳について書いてみます
鳥取県倉吉市巌城の三明寺古墳についてです
山名寺の裏手にあり、きちんと整備されているので、初心者の方でも行きやすいです
山名寺の左側から裏手に向かって進むと、古墳に出ます円墳、または方墳と考えられています7世紀代の築造
羨道長さ4.8m、高さ1.8m、幅3.3m。
玄門が立派に造られています
入らせていただきますね
玄室長さ3.7m、高さ3.2m、幅3.2m
延命地蔵様のまわりに、板石が3枚ほどコの字に立っていて、九州で見られる「石屋形」風だとされています
板石に1、2、3と入れましたが、逆によくわかりにくくなりましたw
(よく見ると、4のあたり、お地蔵様の下にもう1枚板石があるんです)
東側の壁なのですが、この小型石材のパズルのような組み合わせが好きです
「石屋形」風をじっくり拝見してみますと
奥壁、側壁に沿うようにして板が立てられていて、お地蔵様の下にある1枚も確認出来ますね~
中には、平らな石の大サイズ1枚、小サイズ1枚が入っていました
ちょっとお尋ねしますが、あなたは元フタ石ですか
見上げると、大きなまぐさ石に引き付けられてしまいますよただ、2016年の地震で、元々あった亀裂がさらに拡大したため、今後は注意が必要らしいです
古墳旅で少々疲れた後に、仲良しの友人たちが企画してくれたちょっと遅い新年会で、楽しい時間を過ごしてきました
コロナの影響で、会うのは約3年ぶりくらいでした久しぶりなのに、話題が「肩が痛い」「視力低下」「足が冷える」とか、そんなのばかり
私たち、若くないんだなぁと痛感しました(笑)
(参考文献)鳥取大学 地域学部 考古学研究室・保存科学研究室「平成28(2016)年鳥取県中部地震による 石造文化財の被害調査」2019