前回の続きで、長野県の古墳巡りについてです
須坂市をレンタサイクルで疾走しながら、立石塚古墳(境塚第1号墳)を見てきました
『今回の長野旅では絶対にコレを見る！！』と、気合いを入れていた古墳です
長野電鉄・須坂駅から北東の位置、日滝本郷町にあるのですが、周辺に目印がないので、古墳がわかりにくいです
果樹園に挟まれた道を進んでいると、遠くに巨石が見えました
私の古墳センサーが猛烈に反応したので、近づいてみます
果樹園に囲まれた中に、積石塚タイプの古墳が登場
経約18ｍ、高さ2.5ｍの円墳ですが、本来はもっと高かったと考えられます
古墳時代後期の築造
壊れているのに大きく感じる、古墳オーラ全開の積石塚です
元々は、境塚古墳群として4基ありましたが、現在はこの1基だけしか確認できず
正面に回りました
フフ～ン
須坂地方で、現存する古墳の中では最大規模の横穴式石室あり。石室全長約11ｍ。
矢印が、開口していた方向です
説明板もありました
玄室奥壁は残っています。手前に巨石が落下
巨石は、羨道入口のまぐさ石かな？
詳細不明です
積石を崩さないように、静かに上がらせていただきました
崩れやすそうなので、あまり歩かないようにしました。
奥壁側から羨道入口側を見たところ
両側に残っているのは、羨道の側壁かと思いましたが、どうでしょうね
須坂地方最大規模の石室をもつ積石塚がある、周辺の古墳には分布線があると考えられるなど、須坂はわくわくしてしまう古墳オタ向きのエリアでした
さらに興味深いのは。。。
この看板です
ないものはないんです(笑)
地元の方に愛されているホームセンター的なお店なのだそうです
こういうの大好きですね
須坂市、サイコーでした
(参考文献)須坂市史 須坂市 1981.3