前回の続きで、長野県須坂市の古墳巡りについてです
米持天神1号墳から自転車で15分くらい走ったところにある、八丁鎧塚(古墳)を見学しました
東日本では大型の積石塚です
こちらは整備済みなので、見学しやすくオススメ
目印があるので、場所はすぐわかりました
須坂駅前で借りた電動レンタサイクル、半日1500円
自転車があって助かりましたぁ
コレ、古墳ではなく展望台です
古墳が見渡せてサイコーですよ
まずは、展望台の上から見た1号墳から
経25.5m、高さ3.5m(現地看板では2.5m)、積石塚の円墳5世紀前半の築造
積石塚に張り出し部があるという珍しい形ふ~む。
北東を向く張り出し部、その逆側には鮎川が流れています
1号墳の後に造られたのが2号墳
経25.5m、高さ3.5mの円墳5世紀後半の築造
2号にも、南側に張り出し部あり。
中国華南産の素材を使用した帯金具が見つかっていますが、百済や伽耶に類似するものがあります
これは色々なことを想像させる、思わせぶりな出土品ですね~
1号墳と2号墳の間に、6号墳があります
経12.5m、断定が難しいけど円墳だそうです6世紀以降の築造
6号墳と2号墳の間から箱式石棺が見つかっていますが、2号墳に伴う石棺です
信州において、積石塚は朝鮮半島からの渡来系集団の影響があると想定されてきましたが、全てが当てはまるわけではなく、色々な考え方があります
いくら考えても正解は出ませんので、今日はクリスマスイブだし、とりあえず美味しい物でも食べましょう~
私は、同級生と餃子を食べに行ってきます
(参考)須坂市埋蔵文化財報告書第21集 長野県史跡 八丁鎧塚 須坂市教育委員会 國學院大學 2015