前回の続きで、岐阜県可児市の古墳巡りについてです
中恵土に『前波の三ツ塚』と呼ばれ、前波古墳群に属する3基の古墳があります
4世紀中頃~後半にかけて築造されているので、造られた順に写真を載せますね
現地の看板がもう薄いのですが、古墳3基が歩いて回れる近さですよ~ということだけでも伝われば嬉しいです
赤い数字は、築造順
一番最初に造られた西寺山古墳は、前方後方墳
全長60m、後方部長さ34m、前方部長さ26m4世紀中頃の築造
前方部はほとんどなく、後方部も一部削られています写真右のくぼんでいるあたり(くびれ部周辺)から上がらせていただきます
後方部の上に、祠がありました
レーダー探査で、竪穴式石槨の反応あり
前方部もちょこっと残ってはいますが、存在感は薄めですね
その次に造られた野中古墳は、墳丘が1/3もなく、森状態で見えなかったです
手前が畑のため、道路から撮影
前方後円墳で全長62m、4世紀後半頃の築造
礫敷きの基壇を備える珍しい古墳だそうです
最後に造られた青塚古墳(前波長塚古墳)は、墳丘がバッチリ残っていました
東濃地方最大の前方後円墳で、全長72m、後円部径38.4m、前方部長さ35.8m4世紀後半の築造
左下の白い矢印あたりから、上がらせていただきました
後円部から前方部の眺め(しばしウットリ中
)
埋葬施設は、後円部に粘土槨1、前方部に木棺直葬
※長塚古墳は、古墳見学者のみ車を停められるスペースというのがありました
もう9月なんですね~毎日が早いです
10月になったら「黒枝豆」を買いたいなぁと思っています
10月が旬の真っ黒な枝豆なんですが、初めて見た時はギョッとしました(笑)食べたら美味しくて、またビックリでした
あまり売られていないのですが、探してみま~す
(参考)可児市史 第一巻通史編 考古文化財 平成17年3月31日