前回の続きで、島根県の古墳巡りについてです
6月29日にアップしていた松江市の伊賀見1号墳と同じで、Hマークが彫られている横穴墓を見に行きました
最寄りは、一畑電車北松江線の松江イングリッシュガーデン前駅
松江市西浜佐陀町にある北小原横穴群の北小原2号横穴なのですが、道路から見える箱のようなものがその横穴墓なんです
横穴墓の部分だけ残され、周りが削られてしまったようです
残してもらえて良かったのですが、この残し方は斬新？ですね
古墳時代後期～終末期の築造
南東方向に開口
覗いてみます
閉塞石が残っていて、埋まり気味ですが閂(かんぬき)状に彫られている「H」の浮き彫りが見えました
隙間からカメラを入れてみたところ、奥の玄室にある横口式石棺が2基撮れました
ピンボケです
そして、私はここで退却
この横穴墓は崩れやすい砂岩なので、これ以上動くのはやめようと思いました
古墳保護派なのです
横穴墓の後方に回りましたが、黄金のプリンに見えてきました
駅近くの風景ですが、このあたりは砂岩なんですよね
それで、横穴墓が太陽に照らされると、黄金のプリンみたいでキレイなんです
この横穴墓は崩れやすく、Hの陽刻を守りたいですし、今後何か保護対策があるといいかなぁと思いました