前回の続きで、福岡県の古墳巡りについて書こうと思ったのですがその合間に訪ねた、大分県中津市相原の相原山首遺跡(風の丘遺跡公園)についてレポートしますね
ここにも古墳があるのですが、4世紀から近世にかけて続いた墓域で、土葬から火葬への移り変わりがわかるという注目の遺跡なのです
方形周溝墓1基、古墳8基、火葬墓17基、土壙墓7基があり、復元されています駐車場あり
私は、中津駅からレンタル自転車でやってまいりました
駐車場の西側に丘があり、方墳の並びが見えました
長~い溝があるのですが、古墳から下に向かってのびている排水溝なんです長っ
方墳数基が結構似ているので、代表して4号墳にご登場いただきます一辺10m。7~8世紀の築造
方墳の横穴式石室から、排水溝が長くのびています排水溝フェチとしては、見逃せないロングタイプです
石室は、下部のみ復元
前回までに書いた穴ヶ葉山古墳群や百留横穴墓群にも、排水溝がありましたこの辺りの古墳って、排水施設が整っているなぁと思いました
4号墳から南を見渡すと、方墳が並んでいます
市内最大級の円墳、1号墳です
径18m、5世紀中頃の築造
注目したのは、この3号墳(1号火葬墓)です
形は方墳ですが、墳丘の真ん中に骨壺を埋めた火葬墓で、実は9世紀前半頃の築造なんですよね
私のように古墳マニアな人が、自分のお墓を方墳にした…のかどうかはわかりません
手前の2号火葬墓は、8世紀後半以降の築造
以前、先輩に「自分のお墓を前方後円墳にしたら」と言われたのですが私もお墓を古墳風に!?
ご提案をありがとうございますとっ、土地持ってないです(笑)
頑張って働かなきゃ~