前回の続きで、福岡県の古墳巡りについてです
築上郡上毛町の穴ヶ葉山古墳群で、2号墳→1号墳を見た後、3号墳に向かいました
感覚的には3分もかからず着く近さなのですが、木が茂っていて、今の時期は古墳だとわかりにくいかもしれません
径19mの円墳、横穴式石室が南東に開口
羨道は、南東壁で長さ1.7mなのですが、もうほぼない感じですう~ん、入口が狭いですね
あっ、複室構造です
前室は、長さ0.7m、幅1.7m、高さ1.5m
一度入ってしまえば進めそうと思ったので、入らせていただきました。
玄室は、長さ3.1m、幅2.0m
高さは2.6mあって、天井がなんとも美しい穹窿式(ドーム状)でした
この持ち送りに、ゾッコンLOVEです
この石室での見どころは、この写真で言うと左の側壁にある木の葉の線刻画(長さ54㎝)なのですが
私の超苦手なコウモリがバタバタと飛び始めて、もう気絶寸前なので線刻画を確認する心の余裕がありませんでした
見損ねてショックなのですが、いいこともありましたよ
近くで発掘現場に出会えたんです山国川沿いなんですが、弥生時代の集落跡が多くあるエリアなので、その一部でしょうか
柱穴の跡がいっぱいで、竪穴住居の遺構も見えます
もし男性がデートに誘って下さるとして「弥生時代の柱穴を見に行かない?竪穴住居跡もいっぱいあるよ」って言われたら。私は大喜びですね
柱穴デートができる日を夢見ています(笑)
(参考文献)史跡穴ヶ葉山古墳 福岡県築上郡大平村大字下唐原所在古墳の環境整備・調査報告 大平村文化財報告書第10集 1999 大平村教育委員会