前回の続きで、福井県の古墳巡りについてです
吉田郡永平寺町の南春日山墳墓群を見学した後、次の古墳に向かいました
南春日山墳墓群のあたりは公園化されているので、お手洗いがあります
その横に階段があり、山を登って10分弱くらい?で、乃木山古墳に到着です
三世紀中葉の築造
古墳出現期の初期と考えられています
大正時代に墳丘が削平されたため、古墳の形状は不明
ひとまず帆立貝形に整えてあるのですが、帆立貝形かどうかはわかっていません
戦前は、ここでラジオ体操をしていたそうです確かに、体操するにはちょうどいい台に見えますよね
タンタン、タララララ~
これ以上後ろに下がれないので、全景の撮影は無理でした
形状は特定できないものの、東西34m、南北24mくらいに復元できると考えられているそうです。
台状になった墳丘には、埋葬施設が3か所示されています
第1号埋葬施設
これが一番ビッグサイズで、長軸7m20㎝×短軸4m50㎝、深さは2m以上あったと考えられています深い
木槨と木製の枕(かなり珍しい)やその他の発掘品、埋葬施設の規模などから考えると、松岡周辺の広い地域を治めた大首長墓の可能性があるようです
他にも古墳があるのですが、クマ看板を見ていたので、ここで撤退しました
私が歌いながら歩くと、音痴すぎてクマが倒れるとは思うのですが、何かあったらまずいですからね
無理をせず、古墳巡りを続けたいと思います
(参考)
継体天皇と越の国 まつおか古代フェスティバル実行委員会 1998.9.19