埼玉県比企郡嵐山町勝田の天神山古墳群に行ってきました
埼玉県には、いくつか同名の古墳がありますが、今回は武蔵嵐山(らんざん)駅近くの天神山古墳について書きますね
何年か前に行こうとしてバス路線がないので断念したのですが、レンタサイクルがあることを知ったので訪問してみました
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」ゆかりの地ということで、街は旗だらけです観光をするお客様が増えるかもしれませんね
武蔵嵐山駅から自転車で30分弱近くの淡洲神社に「神社・古墳駐車場」があるので自転車を置き、徒歩5~6分で古墳群に到着
天神山古墳群は、10基の円墳で形成されており、古墳時代後期の築造です
お目当ては、この2号墳現存で長径13m×短径10mの円墳
横穴式石室が南に開口。石室全長3.8m
見事な玄門に見とれながら、入室させていただきます
美しすぎる奥壁にぞっこんLOVEです
凝灰岩の切石を、すき間なく組み合わせています
入って右の側壁角の組み合わせ方が匠です
入って左側の側壁
天井石は1枚で、高さは157cmの私が膝を少し曲げたら立てるくらいなので、150cm弱でしょうか。
古墳群の一番奥にある4号墳、2号墳から歩いてすぐです
この古墳群の気になる点がもうひとつ
古墳がほぼ直線に並んでいるのです
資料を参考に作成。5~10号墳は、径5m前後の小円墳
ほぼ直線に配置するなんて、配置フェチの私にはたまりません
墳丘低すぎてわかりにくいのですが、ミニが並ぶと結構萌えます
整美な石室フェチ、配置フェチのみなさまにおすすめしたい古墳群でした
あっ。配置フェチって、あんまりいないですね
(参考文献)
嵐山町誌 嵐山町 昭和58年9月30日