前回の続きで、栃木県の古墳についてです
住所は宇都宮市長岡町。119号線沿いにある「長岡百穴古墳」は、JR宇都宮駅からバスで行ける横穴墓群です
実は…
ここは昔から開口しており有名で、あって当たり前という感じだったので、研究対象にされてこなかった横穴墓なのだそうです
意外~
全部で52基。7世紀前半頃の築造
こちらは東群の44基です圧巻ですよね
お堂を挟んで、こちらは西群の8基
看板あり
風化が進んでおり、傷めるようなことがあってはいけないので、気を付けながらの見学です
玄室が、マッチ箱タイプの長方形
こちらは、天井がアーチ形
順番でいえば、先にマッチ箱タイプ、後に天井が丸いタイプのほうを造ったのではと考えられるそうです
一部の玄室に排水溝が
ナイスな水はけ水道局いらずです。
切り込みが見えますが、ここに元々扉石があったようです
気になったのは、横穴墓への落書きです。スプレーで落書きされていました
大事な文化財なので、そういうのは絶対にダメです
保護も忘れないようにしましょ~ね
(参考)
横穴墓から見た那須地域 栃木県なす風土記の丘資料館 平成二十一年度企画記念展シンポジウム報告書