前回の続きで、茨城県かすみがうら市の古墳巡りのお話です
かすみがうら市牛渡の「牛渡牛塚古墳」を見てきました
墳丘(現状)約28m、高さ約4mの円墳5世紀頃の築造
「うしわたうしづかこふん」と読みます
祠の右上あたりが墳頂になります
手を合わせて見学させていただきました。
東側から
この古墳には、伝説があります
『常陸国府に向かう勅使を乗せてきた牛が、勅使を慕って泳いできたが力尽きてこの地で亡くなった・・・』そうです
ここでいう「ウシ」には「大人」という意味があるので、モ~モ~の牛さんではなく、この土地の豪族(大人)の古墳ということになるようです
伝説ではありますが、何か似たような出来事があったのでしょうか
同じかすみがうら市に、風返稲荷山古墳という前方後円墳もあります
全長約78m。くびれ部2m下に箱式石棺、後円部に横穴式石室あり6世紀後半の築造
実は、副葬品が超豪華で、頭椎大刀、円頭大刀、銀装刀子やら馬具もずら~りと一式
この話だけでご飯3杯イケるくらいの量なので、ゆっくり見学したかったのですが
とにかく蚊の襲撃がすごすぎて退散・・・
リベンジしたい古墳でした
【参考】
かすみがうら市HP
出島村史 出島村教育委員会 1971年