愛知県豊橋市の国指定史跡・馬越長火塚(まごしながひづか)古墳群のお話を書かせていただきます
3基で構成されている古墳群で、馬越長火塚古墳という前方後円墳が最大の古墳となります
「馬越」というバス停から徒歩5分弱の場所に、古墳用駐車場と看板地図があります
馬越長火塚古墳は、この地図のど真ん中くらいです
この地図から10分くらい歩き、到着です全長70mの前方後円墳。前方部31.5m
6世紀末葉の築造
前方部から後円部を見たところ
こんもりと木のあるところが後円部です
後円部直径31m全長約17.5m以上だという横穴式石室あり
前庭部、羨道、玄室で構成されています
左上の句碑って、土台が羨道の天井石だそうです
複室構造、萌えますね
奥壁が1枚見事です玄室は胴張り
何枚でも撮影したくなるような、立派な石室です
しっかりした立柱をガン見しました
馬越長火塚古墳の特徴
①当時の各地方で一番身分の高い人が持つ、棘葉形杏葉の馬具が発見されている
②全国に7基ある後円部がミョーに高い、こんもり前方後円墳のひとつ
実は、被葬者は只者じゃないんですね
私はそんな高級品なんて持ってないなぁザ・庶民です~(笑)
【参考】史跡馬越長火塚古墳群保存活用計画 計画書 豊橋市教育委員会 平成30年