前回の続きで、昨年12月に行った、茨城県東茨城郡大洗町の磯浜古墳群巡りのお話です
車塚古墳を堪能した後、次に見たのは日下ヶ塚(ひさげづか)古墳です別名・常陸鏡塚古墳。
車塚古墳から徒歩3分くらい、あっという間に到着
現地説明看板によると、全長約103.5mの前方後円墳です
4世紀後半の築造
墳丘は削られていますが
後円部の粘土槨からは、人骨や青銅製の鏡、石製模造品など4100点以上にのぼる副葬品が発見されており、遺物は無事でした
しかも、粘土槨は約9m。長~いです
後円部の一部、くびれ部周辺に大きなへこみがあるものの
墳上に上がることはできます
粘土槨があったところは、埋め戻しされています
前方部を進んでみますね
※男性に「前方部を一緒に歩きませんか?」って口説かれたら、もう私一生ついていきますけど
誰も言ってくれないんです
前方部の先端から、鹿島灘が見えます
さらに、前方部のすぐ目の前に海防陣屋があるので、ここに上がるとまた海が見えるんですよ
磯浜海防陣屋跡
水戸藩主が天保年間の頃に造った、海防目的の施設跡
イギリスやアメリカなどの船が接近してくることに備えた、監視の場所ですね
海が見えて、見晴らしがいいです
ここと合わせて、日下ヶ塚古墳も海防陣屋として使われていたと考えられています
今月は、緊急事態宣言中なので、古墳旅を控えています落ち着いたら、近場でいいので行けるといいな~
【参考】よかっぺ大洗HP 一般社団法人大洗観光協会