前回の続きで、長崎県壱岐島の古墳巡りです
壱岐風土記の丘古墳館すぐ右手にある、勝本町の掛木古墳に行きました382号線沿いにあるのでわかりやすく、スーパー方向音痴の私でも無事に着けました
きれいに整備されており、見学しやすい安心墳です
周囲が削られていますが、推定で直径約30mの円墳
6世紀末の築造で、7世紀中頃まで追葬があったと考えられています。
南に開口した横穴式石室は、前室、中室、玄室と分かれている三室構造両袖式。
遺物は、土師器、須恵器、銅鏡片、金環など
では、お邪魔します。羨道部分の巨石が目につきますね
中室に立つと、玄室の石棺が見えました
県内唯一のくりぬき式家形石棺萌えますね~
玄室は、高さ3m、幅2.6mあるので広いです
くりぬき式家形石棺は、外寸・長さ1.9m、幅1.0m、高さ0.7mですが。内寸だと、グッと小さくなります
内寸・長さ1.5m、幅0.5m、深さ0.3m。
身長156㎝の私だと使えないじゃないですか欲しかったのに(もらえませんって)
石棺のフタが残っており、屋根形というのがわかりますね
ここで、レンタルサイクル返却期限の時間が近づいたので、壱岐島ワクワク古墳旅は終了~
長崎県内には古墳が470基(現存455基)ありますが、そのうち280基(古墳館説明板の数字)は壱岐島に存在します古墳オタにはたまらない、素晴らしい島でしたよ
【参考】埋蔵文化財関係統計資料 文化庁文化財部記念物課
平成28年度 周知の埋蔵文化財包蔵地数