前回の続きです
茨城県那珂郡東海村の真崎古墳群8基の中に、前方後方墳が1基ありました
現地説明版によると「久慈川流域で前方後方墳は発見されておらず、極めて重要な資料」ということなので、これもレア感がありますね
向かって右側が後方部、左側が前方部
赤い線を入れました
前方部が低く、すごくわかりにくかったです
全長45m、後方部南北27m、東西25m
上がらせていただきました。
後方部から前方部を見ると、前方部が低いので高低差を感じます
真崎古墳群の近くには、横穴墓もありましたほほぅ
地図右下にある「横穴遺跡」というのが、7~8世紀築造と考えられている真崎横穴墓のことです
真崎古墳群の出入り口から、徒歩10分くらい
崖のような斜面に横穴墓が2基ありましたが、自分の身長よりかなり高い位置です。奥までは見えませんが、天井はきれいなアーチ型に掘られていました
横穴墓から徒歩で20分くらいのところに、前方後円墳あり。権現山古墳です
全長約87m、高さ5.5m。5世紀中葉の築造
墳丘の上が森になっているので、前方後円墳だとわかりにくいですが、素鵞神社の鳥居から後円部に上がることができます
後円部、約45m
前方部は、冬なら木や草が枯れて見やすくなるかもしれません
9月現在では、葉が多く、入りにくいです
茨城県那珂郡東海村の古墳旅、ここで終了
円墳、方墳、前方後方墳、六角形墳、横穴墓、前方後円墳を、一度に見ることができました
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