宮崎県宮崎市大字跡江の国史跡・生目古墳群をアップします
古墳時代前期~後期にかけて築造された、50基の古墳があります私の目的は、この中にある地下式横穴墓と合体した前方後円墳を見ることでした
地下式横穴墓は南九州特有のスタイルで、これが前方後円墳とコラボレーションしているのは珍しいと思います
古墳群に到着宮崎平野が見渡せる立地で、爽やかな気分
お目当ての7号墳ですが、草が多すぎてよく見えません
前方後円墳、5世紀末の築造長さ46m北西側に造り出しあり。墳丘の形がわからない状態なので、参考に赤線を入れてみました
この写真で言うと、右側が後円部左側が前方部後円部に、石室ではなく地下式横穴墓があります。
現地説明看板の、後円部の写真後円部に開いている穴が、地下式横穴墓(18号)の、玄室入り口です周溝に竪坑を掘り、そこから後円部の中心に向かって、地下横穴を掘っています
今は黒いビニールシートがかけられていて、何も見えなかったのですが、地下の玄室は5m以上あるそうです
こちらは5号墳前方後円墳、古墳時代中期初頭築造全長57mで、9万個の葺石を使い葺きなおしてあります
ハッキリとした周溝が見えて萌えます
埴輪キャラが立っていますが、円筒埴輪にフタをしたような、この珍しい形の埴輪が見つかっています
ここにも地下式横穴墓がありますが、後円部の中にではなく隣接しているような位置でした
地下式横穴墓の模型がありましたけど、水が溜まりすぎて、もはや水槽まず竪坑を掘り、そこに横穴を開けていくということがわかりました
詳しく勉強して帰ろうと思ったら、横にある生目の杜遊古館(埋蔵文化財センター)が休館だったので、もう大ショ~ック
事前に良く調べないといけませんねトホホです(笑)