コロナで外出自粛中のため、3月の古墳旅をアップします
広島県福山市で第4次古墳探検隊というイベントがあり、参加してきました見学道未整備の山を登り、謎盛りだくさんの古墳を巡るドキドキのツアーです
私有地の通行許可もとっていただき、見学したのは全部で5基
2班に分かれて山を登ります左側の穴は、弥生時代の朱塗り壺が出土した張田遺跡元々この穴を掘ってくれていたのは、イノシシだそうです(笑)
さらに進むと、古墳に到着します
大東第1号古墳全長約30m前方後円墳の形だと推測されていますが、発見されているのは弥生時代後期前葉の土器ということは、弥生時代の墳墓それが前方後円形妄想が膨らみますね~
さらに登っていくと、大東第4号古墳(仮称)全長約35mで、こちらも前方後円墳に似た形この写真は後円部径約20m。
神社の祠の脇に、怪しげな石材が主体部に使われていた石かも
神社周辺から、やはり弥生後期の特殊土器が見つかっています墳丘に伴う遺物かどうか確定は出来ないと言いつつも、やはりワクワクするお話です
平らな石材がいくつかあり、丸印をつけた石は叩くと金属音がします魔除け的に使われたか、何か意味があってこの石を使ったのではと考えられているそうです
山道を抜けたところに、辻堂がありましたここでお参りすると、何カ所かまとめてお参りしたことになる、随分とお得な(?)辻堂なのだそうです
主催は、御領の古代ロマンを蘇らせる会さんで、地元の古墳保護や調査をしておられますこれ大変な作業です主催者の努力に心から感謝です
ありがとうございました
【参考】弥生の首長墓群/御領の古代ロマンを蘇らせる会 2020年