前回の続きです栃木県で古墳旅
その途中に立ち寄ったのは、小山市の国史跡 摩利支天塚・琵琶塚古墳資料館です
2018年4月にオープンしたこの資料館には、埴輪を中心として103点の展示物があります(2019年2月現在)ここで予習した後、摩利支天塚古墳へ向かいました徒歩5分弱です
摩利支天塚古墳は、墳丘120.5mの前方後円墳巨大なので、全景を撮るのが難しいです
5世紀末~6世紀初頭の築造で、墳丘の周囲に二重の周溝と一重の周堤があるという、身分の高さを感じる超ハイグレード墳
後方部に上がると、後円部に向かう階段があり、摩利支天社の社殿が見えました
後円部の社殿両側にトレンチ。発掘調査中でした(2020年2月現在)
推定で、埋葬施設は竪穴式ではないかと考えられていますもしかしたら、この社殿の下に埋葬施設があるかもな~んて、素人ながらに想像してしまいました
摩利支天塚古墳から徒歩3分くらいのところに、琵琶塚古墳があります墳丘長124.8mの前方後円墳6世紀初頭の築造
推定で、横穴式石室があるのではと考えられています
この近くの天平の丘公園には、なんと紫式部の墓まであるということだったんですよ本当気になるので行ってみました
紫式部の墓だという説明板(一部抜粋)
《この付近は「紫」という地名であることから、紫式部の墓と言われるようになったと思われます》
ふむふむ、そういうことなんですか確実なものではなくても、それでこの五輪の塔が大事にされるならいいと思いました
古墳もそうですが、昔のお墓って宅地開発などで消滅しがちですから、こうして残していけたらいいですね
【参考】国史跡琵琶塚古墳 発掘調査概報/2015栃木県小山市教育委員会