知床2日目。
午後からはガイドツアーに参加します。
昨日のホテルにパンフレットがおいてあったピッキオさんのツアーを予約しました。

この日の予定はこんな感じ。

午後:知床原生林&断崖絶景トレッキング(3.5時間) 往復約3.5km
一旦ウトロに戻り、各自で夕食
夜:19:30〜知床ナイトサファリツアー(2時間)

料金は送迎や長靴レンタル込で9,200円でした。
私は2つのツアーをセットで申し込んだけど1つずつでももちろんオッケー、他にも知床五湖トレッキング等もあります。

道の駅までお迎えに来てもらいました。ホテル宿泊中なら各ホテルまで送迎してもらえます。
トレッキング出発地点の知床自然センターまで車で移動し、全員集合。この日は参加者6名だったかな?
自然センターでトイレを済ませ、準備をしてガイドさんの説明を聞きます。
草むらの中を歩くのでマダニやうるしもたくさんなので長靴がおすすめとのことで、無料で貸していただけます。長靴でも全然歩きにくいことはなかったし、トレッキング始まってすぐに長靴履いてて良かったと実感することになります。
私は望遠レンズがあったので借りなかったけど、双眼鏡も無料で借りられ、双眼鏡の使い方レクチャーもありました。

出発直前に出てきた鳥。名前は忘れた。かわいかったラブ


トレッキングコースの入り口入ってすぐのこちらの木。根元が掘り返しているのは何やら動物(熊さん)の跡なんだそう。


最初からワクワクしますね。


この草むらをかき分けて進みます。
早速、マダニが足についてきたガーン長靴万歳!
途中で『けもの道』もありました。本物初めて見たニコニコ


うるしもたくさん生えてます。絶対触りたくない。


これは熊さんの掘った穴だそう。ちょっと崩れてきてしまっているけど、数年前にここで冬を過ごしていたみたい。
そして、この穴を発見したから紹介するためにこのルートができたんだそうです。


熊さんの爪痕。迫力ある!
ここは熊さん出没地域なので、ガイドさんがいないと入れません。ガイドさん、途中で何度も立ち止まって熊除けの『お~いお~い』と手拍子をしていました。


倒木に生えてきたキノコ。


ここは主にトドマツとミズナラの林らしい。
スタートからしばらくは開拓後に人工的に植えられた二次林でしたが、歩いていくと急に木の太さ高さが変わり原生林に入っていきました。
知床は火山の噴火でできたため地面が溶岩でゴツゴツしていて、木は深く根を張ることができないので倒れやすい。なので、ここの木たちはみんな樹齢200歳くらい。林の中には倒木がたくさんあり、この倒木からまた新しい草木が生えて育っていく。そんな過程をこのトレッキングで実際に見ることができます。
木が好きな人にはおすすめのコースです。
林の中をしばらく進むと、開けたところに出てきました。


断崖絶景が出てきました!オホーツク海!


断崖ギリギリまで進んで行くと


断崖から湧き出る『湯の華の滝』、通称『男の涙』です。


再び原生林の中に戻り、次の絶景スポットまで歩きます。


こちら、鹿さんの頭。角の生えるところがあって雄と分かります。


ここまで、動物は全然出てきませんでした。暑いので動物たちはお休みの人が多いみたい。
それに加えて、前年がドングリ大凶作だったらしく今年はリスたちが激減したんだそう。


この写真中心のドングリ。帽子に対して実がとても小さい。去年はこんなドングリばっかりだったらしい。
なぜか定期的にドングリ不作になる年があり、ミズナラが皆で何やら作戦を立てているのか何なのか原因は究明できておらず、ちょっとした植物界でのトピックらしいです。
このブログの内容はガイドさんの説明を思い出しながら書いてるけど、合ってるかな?
ガイドさんからいろんな説明を聞けてすごく勉強になったおねがい
このトレッキングを通して、植物のこと、動物のこと、気候のこと、地層のこと、その他いろいろ勉強してみたくなりました。




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