いまさらながら。
西安城内に足を踏み入れるならば、
避けて通れないのが
『鼓楼』と『鐘楼』でありましょう。
特に鐘楼の存在を甘くみると、
バスはおろかタクシーにも乗車できません。ハイ。
なんせ西安城内は鐘楼を中心とした道路構成になっております。
観光客で賑わう鼓楼周辺
鼓楼周辺のお店を楽しく見てまわっている最中、
急にお腹が痛くなっちゃった食いしん坊。
だんなちゃんに緊急事態宣言をして、へ一直線。
それがねぇ、西安指折りの観光地、鼓楼のお手洗いの
なんとまぁ、きちゃないこと。
個室の仕切りもアッパッパー。
食いしん坊はトイレに関しては寛容なほうだけれども、
華山に行くとき のソレよりもひどかった。
さすがのワタクシも、
ブログに写真を掲載するのはためらうほど
※けど写真は撮りました
なるだけ西安の鼓楼付近では
トイレに行くことのないように
事前に済ませて行きましょう
緊急事態宣言が解除(=トイレから帰還)になってから、
ふたたびだんなちゃんと、散策
自転車の荷台に、
得体の知れないモノを乗せたおじいさんを見つけて
だんなちゃん、興味津々。
だんなちゃん:『これ、なんですか?』
翁:『天体望遠鏡ぢゃよ』
だんなちゃん:『これで星が見れるんですか?』
翁:『もちろんぢゃよ。お若いの、ためしに覗いて見るかの』
だんなちゃん:『ハイ』
翁:『1回、10元ぢゃ』
だんなちゃん:『・・・・(無言)』
翁:『夜の11時ごろには、土星が見えるんぢゃよ』
だんなちゃん:『・・・・(無言)』
望遠鏡を覗き込むだんなちゃんの周囲を、
いつの間にやら
通りすがりの人民4-5人がガヤガヤと押し寄せ
人民:『よぉ、兄ちゃん。何が見えんねん』
だんなちゃん:『・・・えっと、星が一個』
人民:『何やて天の川とか見えるんちゃうんかい』
だんなちゃん:『・・・・(無言)』
人民:『しょぼいな~。行こ、行こ』 ※立ち去る人民達
この後、
「奥さん、無駄遣いしちゃってごめんねぇ」と
恐縮していただんなちゃん
10元で、一生の思い出がもう一つ増えましたもの。
インチキだかなんだか、
よくわかんないおぢいちゃんとのやりとりも、
疑いながら話しかけてくる人民達との会話も、
楽しかったね!だんなちゃん