ご無沙汰しております。
コーチの加増です。
すっかりお盆をゆっくり過ごし、少しブログが空いてしまいました。
ここ2.3日エアコンを付けず過ごせて、本当に身体がラクで助かります。
なんでも、行きすぎは身体も心も緊張状態、負担がかかっているんだなと感じます。
今日は、最近利用する駐輪場からのお話です。
ここ数ヶ月で利用するようになった、駅前駐輪場。
駅前駐輪場だけあって、1F、2Fとも自転車もバイクもぎっちり入っていて、入れたら通路も狭いし出しにくいんです。
周りを見渡すと、70過ぎの男性2人。
詰めて入っているから出庫がバイクを後ろに引かないとできない!
でも、原付って重いので転がさず、後ろに引くのは重労働。
いる人は年配の方だし、自分でした方がいいのかなと思っていたら、上の張り紙が目に入りました。
「ちょとおじいちゃんだけど頑張ります!」って
なんか可愛くないですか?
何度か利用していて気づいたのですが、出庫のときはこちらから声をかけなくても、殆どの場合おじさん達が先にバイクを聞いてくれて、動かしやすい場所まで移動してくれる細やかさ。
この張り紙1枚あることで、この駐輪場の人がお客さまに寄り添っているのがわかりますよね。
すごくいいアイデアだと思います。
本当は、全ての人にこのことをお声がけできるといいかもしません。
でもそこは広い駐輪場、この張り紙が1つの接客ですよね。
私が以前の仕事場で、店内の商品にプライスをつけるのも1つの接客であると先輩から聞いて、すごく納得したことを思い出しました。
もし、この張り紙がなければ、
「なんで、出しにくいのにこんなに詰めて置くの?
自分のところの利益しか考えてないんじゃない?」
(少し大げさに言ってます笑)
くらい思ったかもしれません。
でも、相手の事情もわかるし、お客さまの手伝うつもりがあるということがわかれば、利用する側も見る目が変わります。
ちょっとしたことですが、思いやりのある駐輪場だと思い私は非常に気に入りました。
人との付き合い、コミュニケーションはこんなところから広がって上手く循環していくのかもしれませんね。