秋といえば紅葉、紅葉といえば京都！
ということで京都に行ってきました！！
こんにちは、コーチの加増です。
ネットでいろいろな美しい写真を
みていたときに発見した写真がありました。
真っ赤な紅葉がライトアップされた
美しい景色がずっと気になっていました。
ずっとみてみたいと思っていたその場所に
とうとう行く事ができました。
瑠璃光院の２階の窓からの景色です。
この紅葉の葉の流れやバランスは
庭師の方の熟練のワザだとか。
廊下と思っていた、外の景色が写り込んだ床は
写経用の磨き上げられた机でした。
人数制限がかかるほどの人なので
ゆったり座って庭を眺める
余裕はありませんでしたが、
久しぶりに豊かな気持ちになりました。
この美しい景色をみて思いました。
手前の暗さがなかったら、この紅葉の景色は
今ほど魅力的だっただろうか？
紅葉はとてもきれいです、山の紅葉、丘の紅葉
落ちた葉の紅葉の絨毯、どれも美しい。
それは間違いありません。
でも、人々をより魅了してしまう
この瑠璃光院の窓からの景色。
窓枠さえも額縁のように活きています。
そして、その影ともえいる暗さは
より紅葉の赤を黄色を引き立たせて
くれています。
この景色を見ていて思いました。
人自身に似ているなと。
人は明るい心や様子を良しとし、
暗い考え、世間一般の優しさがなければ
それは欠点がある人と見られがちです。
とくに、こんなふうに出来ない私は
良くないなど考えてしまう人がいます。
でも、光ばかりみて、影を否定してしまう
ことは、自分の一部を否定していることに
なってしまいます。
自分の一部を否定し続けることは
心から本当に自分を好きになっていない
ということです。
「こんな部分がある私はよくないですよね？」
「それをなおせますか？」
そんなことを仰るクライアントさんには
「なおす必要ないです。」と
お答えしています。
「え〜！！？…」
驚き、沈黙…
よくあるんです。
でも、本当なんです。
本当に困っていれば、相談前にご自身で
改善されていたり、解決したり
すでに何かその方は変化しています。
でも、相談をするということは
それまで本当に困ってはいない可能性も。
それならば、自分の影の部分も認めて
まるまる自分だと受け入れしまうことが
より人間らしくその人を輝かせてくれると
思います。
完璧な物は美しいけれど、魅力的だとは
限りません。
あなたは、ただ美しいだけか
それとも魅力的な自分かどちらを
選択しますか？
どんな自分とも向き合い
これからよりどんな自分に成長
していきたいかに目を向けて
みませんか？
