今日は真っ赤な夕日を見る事ができました。空気が澄んでいたからか非常に鮮やかにクリアに見れてしばらく眺めていました。
こんにちは、はんなりコーチ加増です。
私が良い年齢になり、後輩の教育を任されるようになったときふと、20代の社員に多いなと思ったタイプの傾向がありました。
それは、「私なんか、僕なんか何にも仕事できてないです。」ととても謙遜する20代です。
最初は、奥ゆかしいなと思っていましたが、それがことあるごとにそのコメントを言って、さらに「◯◯さんはもっと△△ができているのに私は…。」と言うのです。
本人達は、本気で言っているとは思いますが、一生懸命教えている側からすれば、「何もできてないは、成長するが気ないように捉えてしまいかねません。
さらに「そんなことないよ、がんばっているよ!」と励ましを求めているようにも捉えられます。
会社という場所において、確かに成績という面では同僚と比べることもなくはないですが、個人がどんな成長をし失敗してもそこから何を得て次に活かすかを、学んで欲しいと思っています。
仕事のできる社員はもちろんありがたいですが、器用にこなす社員は仕事が「上手い」ために、ちょっとかじって出来てしまうとわかった気になる危うさがあります。
それよりも、遅くてもしっかり理解し素直に学ぼうと思う社員は、教える側も教えがいがあります。
今出来なくても、他と比べる必要は全くないし、謙遜よりも出来ないからこそ周りから何かを得たいという貪欲さをもっと出すといいのにと、20代を見ていて思いました。
強く自分を過小評価するのは、本当にその判断をされたときに自分が傷つかないためのセーフティーネットを常に持ち歩いているような感覚です。
でも、そうやって自分に対して思っていることは、物事を行う上でも力が入りきらない考えだと思いませんか?
思い切りぶつかって、例えくだけても、その責任を取るのが上司の仕事だと思えば、縮こまって仕事をしているのは馬鹿らしい事。
後輩がダイナミックに動けるように、上司と部下、先輩と後輩の関係は自分が思う以上に関係を作る事に力を注ぐ必要があると自分の経験を通して感じました。
関係が出来ていれば、部下のそして自分の仕事も繊細だけれどダイナミックに変わっていきます。
「私全然仕事できてないんです。」と言ってくる後輩がいたら、ぜひこう聞いてあげてください。
「あなたは、この仕事をどうしていきたいの?」
「そんなことないよ、がんばってるよ〜。」というのは1回だけにして、もっと後輩に前を向かす関わりをぜひしていきたいものですね。
自分で考える人に、きっと変わっていくきっかけになると思いますよ。