3週間目はすごぶる体調が良くなってきました
高カロリー点滴のおかげか 体力・気力とも復活
さらに、病室に元気でかっこいい患者さんが来たので
その方のパワーを頂いたからかもしれません
入院中は同じ病室の方(4人)と よく井戸端会議 をしてました。
同じ部屋にいるので いつでも 話すのですが
特に午前中と昼下がりに 椅子を窓際に持ってきて
4人で病気のこと、仕事のこと、人生のこと、先生のこと・・・とか
笑いたっぷり でお話してました。
看護婦さんに 「また、集まってしゃべってる~ 」と言われてました
同じ病室の人は みんな大腸がんです。
そのため、手術→回復の経過がほぼ同じで、治療内容や回復度合いを
相談しあったり出来ます。
また、同じ治療なので、「あの治療辛いよね~」とかいえるし
「便の形 どう」とか「ガスが出た~」とか 遠慮なく言えます
そして、パワフルな患者さんが手術→回復するのを間近に見てたら
なんだか 自分も「回復できる」という自信がわいてきました
その方が食事開始になった数日後、私も食事再開となりました 。
カラダの調子が良いので、なんだかきちんと食べれる気がしてました
パワフル患者さんの後を追うように、少しずつ食べれて行きました
患者同士の相乗効果(一方的かも )って すごいなって思いましたよ。
そして、3週目の最後のほうに ご飯が食べれるようになったので
高カロリー点滴を抜きました~ 。
3週目の最後に 4人組の1人が 退院することになりました。
退院はとってもいいことなんだけど、寂しさもあり
その子も泣きながら「毎日楽しかったから 退院したくない~ 」と言ってました。
残りの3人でエレベータまで 見送り 涙のお別れとなりました。
(後日またあってるんですけどね )
がんという人生の一大事で悩む時間もたくさんありましたが、
とっても、良い仲間がいて ほんとに楽しい日々でした