【横須賀】薪窯で炒ったクルミのシナモンロールが絶品すぎた！　山の上ベーカリー

旅するパンマニア　片山智香子です。

京浜急行の県立大学駅から徒歩10分くらいのところにある山の上ベーカリー。改札を出たら、すぐ前の道を右折、30秒くらい歩いて行くと、高架下から続く、どうみき坂という坂があるのでその坂を道なりに。前は「山の上ベーカリー」という黒板のようなものが階段に置いてあったのですが、いまは「ただいま営業中」と書かれた札が置かれているので、そちらを目印に。

あっ、この上にあるのね！と軽い気持ちで登り始めると、結構な階段数があるので最後の方は息がきれますが（笑）石段はお店まで続いているので途中で獣道になるってことはないです。

向かって右がベーカリー棟で左がカフェ棟。ベーカリー棟には大きな手作りの薪窯が鎮座しているのですが、いまはそちらでのパン販売はしておらず、ベーカリー棟で焼いたパンをカフェ棟で販売するスタイルになっているようです。

さて、この日はパンも購入したのですが、カフェ棟のテラス席でランチもしてきたのでそちらの紹介も。パンは11時から販売ですが、カフェは12時スタートというので余裕をかまして12時少し前に到着するように行ったら、ほぼ満席。どうやら12時の回なら予約ができるのと、少し早めに行っても席には座らせてくれそう。1席だけ空いていたテラス席へ。

パンとスープが付くメニューが、ビーフシチューセットか季節のランチプレートだったので、後者を選択。この日はパリパリチキンのバルサミコソースがけでした（って、前来た時も同じだったような気がするけれど（笑））

薪窯パン

山の上の定番で、ホシノ天然酵母で低温ゆっくり発酵した生地を薪窯で香ばしく焼き上げられています。もともとホシノ天然酵母は大好きで自分でパン作りしていた時も愛用していたくらい。クラムにほのかな（それでいて独特な）甘味があるのが好き。そして、何より薪窯で焼いたパンはクラストが最高に美味しい。ガリッサクッな食感、コゲの部分まで愛おしいくらい美味しい。

胡麻の薪窯パン

天然酵母の生地にすりごまをたっぷり混ぜこんだ薪窯パン。こちらもクラストがめっちゃ美味しいのだけれど、胡麻の香ばしさがさらに追加され、噛めば噛むほど味わい深い。食事と頂く時、ちょうどよい味変になってました。

ちなみに、これらのパンはテイクアウトでも購入できる様子。ただ、すでにこちらのパンは食事と一緒に頂いたので、今回はシナモンロールを別に購入。

いやー、これ美味しすぎた！山の上ベーカリーのFBページで紹介され気になっていて、到着した時点で残り少なかったので、とりあえず取り置きしておいてもらったのだけれど、それ正解！食事を終えて帰る頃には売り切れちゃってました。

シナモンロールは北欧スタイルのものが好きなのだけれど（アイシングのかわりに、ざらめを上にかけるもの）これはまたちょっと違ったスタイル。最大の特徴は薪窯で炒ったクルミが入っていることだと思います。これが味のアクセントになり、やみつきにさせている理由の一つかと。POPには「スライスして温めてお召し上がりください」って書いてあるのだけれど、美味しすぎて温めるのも忘れて一気に食べてしまった一品。パン生地にしっとり食感と程よいシナモン、時折感じるクルミの香ばしさのバランスが本当に丁度良いの。これ、超絶オススメです！！私、かなり気に入って、またすぐにでも食べたい大好きなパンに！

山の上ベーカリーの紹介も入っているYouTubeをアップしましたので、こちらにもリンクしておきますね。