「2028年への道」
※解説:今後2年間は、生き地獄になる恐れがある。
 日本そして世界各国の国家債務不履行、第三次世界大戦、恐慌、激しいインフレ、食糧危機等々
( The Road to 2028 )
投稿日:2026年9月30日 マーチン・アームストロング

https://www.armstrongeconomics.com/armstrongeconomics101/ecm-armstrongeconomics101/the-road-to-2028/


1)マーチン・アームストロング(Martin Armstrong)氏の紹介(米国在住)

1,伝説のヘッジファンドマネージャー

2,アームストロング経済学の創設者

3,1997年頃、パリで開催されたBIS(国際決済銀行)の会議で、各国中央銀行総裁を対象に基調講演を行う。

4,英国首相であったマーガレット・サッチャーのアドバイザーを務める。また、友人でもあった。

5, EU創設時にアドバイザーを務める。

6,2025年10月にトランプ政権から、ウラジーミル・プーチン大統領とロシアが検討するに値する和平計画を立案するよう要請を受けた。そこでアームストロング氏は、「第三次世界大戦を防ぐための和平提案」と題する、200ページ近くの計画を立案した。

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7,2025年11月にアームストロング氏が米国のフロリダ開催したWEC(世界経済会議:毎年世界各地で開催)には、世界40か国以上から対面で1000人以上、そして数十万人のライブ配信者が参加した。クラウスシュワブ氏の世界経済フォーラムとは対極の世界の構築を目指している。

8,経営するPrinceton Economicsは、世界最大のアドバイザー企業である。各国政府、中央銀行、大企業、機関及び個人投資家な どに、各種の分析やアドバイスを提供している。

 ソクラテスはマーチン・アームストロング氏がトレードそして投資ツールとして開発し、ライフワークとして改良を続けているこの会社の量子AIコンピューターである。40年を超える運用実績があり、予測の確かさがすでに実証されている。

 またソクラテスは、マーケットのみならず戦争や国家の興亡さえも予測できる他に類例を見ない画期的なものである。

9,ソクラテス(Socrates)は、個人投資家・トレーダーや一般の方も、USD15/月から利用できる。

Global Financial Market Research Platform | Socrates


愛を広げよう

 

 

2)翻訳

 以前にも述べたように、ローマの歴史家サッルスティウスは、ローマ共和国の衰退は、ローマがカルタゴ、コリントス、マケドニアなどの外部の敵を排除した後に始まったと結論づけました。もはや団結して立ち向かうべき外国の敵がいなくなったローマ人は、内向きになり、激しい派閥争いで分裂しました。この指摘は、現在の政治危機に驚くほど当てはまります。米国、ヨーロッパ、カナダ、そしてアジアと中東の一部は、左派と右派に分裂し、もはや共通の一体感、つまり分断を超越する国や国民への忠誠心は存在しません。両陣営は、軽蔑する相手を滅ぼすために戦争を仕掛けています。残念ながら、これが私たちの運命であり、2032年までの道のりでそれが展開していくのを認識しなければなりません。今のところ、今後2年間は生き地獄になる恐れがあり、国や国民を守る者は誰もいなくなります。他の人は個人的な意見を述べるかもしれませんが、私にはそのような余裕はありません。私の仕事は、コンピューターが予測していることを伝えることです。

 

 

 民主党が勝利した場合の最大のマイナス面は、彼らが戦争推進派であることだ。昨年4月のギャラップ世論調査では、和平合意の可能性に楽観的な民主党支持者はわずか19%だった。以前にも述べたように、我々を戦争に導くのはほぼ常に民主党である。ウィルソンは第一次世界大戦に、ルーズベルトは第二次世界大戦に、トルーマンは日本に原爆を投下し朝鮮戦争に、ジョンソンはベトナム戦争に、ディック・チェイニーは外交政策を乗っ取りイラクとアフガニスタンに、オバマはシリアに介入しようとし、ヒラリー・クリントンはベンガジでネオコンによる武器密輸作戦を指揮した。

 

 

 いいですか、私は何十年もの間、この現在のシステムは崩壊すると政府に警告してきました。2歳児でもポケット電卓があればわかることです。1980会計年度の国債の総利払い費は748億ドルでした。当時の国債総額は約7150億ドルで、誰もが1兆ドルに達するのではないかと大騒ぎしていました。
2026会計年度の予測では、純利払い額は約1兆ドルに達すると見込まれています。同会計年度の最初の9か月間のデータによると、純利払い額はすでに8270億ドルに達しており、国債残高は40兆ドルとなっています。
 米国の国債利払い費が軍事費を初めて上回ったのは2024年のことである。純利払い額は8799億ドルで、国防費は8507億ドルだった。
 ロケット科学なんかじゃない、ただの数学だ。何が起きているかというと、債務を借り換えるだけで決して返済しないため、利払い費がどんどん増えていく。最終的には、利払い費が他のすべての支出を圧迫するようになる。2024年には、国債残高の50%が累積利払い費になる。これは決して良い結末にはならないだろう!!!!!

 

 

 民主党は2032年までにアメリカ合衆国を完全に破壊するだろうし、2028年以降はさらにひどいことになるだろう。なぜか?私は党派的な立場を取っているわけではない。共和党も国民が犠牲を払う準備ができていないことを恐れて、真の改革には手を出そうとしないからだ。エリザベス・ウォーレンを考えてみてほしい。彼女はアメリカ合衆国を社会主義共和国に変えようと躍起になっている。彼女は、自分よりも何百万ドルも持っている人を富裕層と定義し、まるでそれが解決策であるかのように、富裕層から金を奪うことに執着している。それはただ、銃創に絆創膏を貼るようなものだ。
 報道によると、ウォーレン氏は水曜日にXに投稿した記事の中で、年収6万ドルと18万4500ドルの労働者と年収1000万ドルの労働者を比較し、前2人は全収入に対して社会保障税を支払うのに対し、後者は最初の18万4500ドルに対してのみ税金を支払うと述べた。「これは理にかなっていない」とウォーレン氏は書き、「全員が公平な負担をすれば、社会保障制度を守ることができる」と付け加えた。しかし、これは社会保障制度が本来あるべき姿とは矛盾している。
 社会保障制度は、社会保険制度として国民に「拠出金」として売り込まれたが、最高裁判所はこれを税金と認定し、常に内国歳入庁(IRS)を通じて徴収されてきた。上限額が存在するのは、社会保障制度が一般的な福祉制度や貯蓄口座ではなく、社会保険制度として設計されたからである。ウォーレン氏は現在、社会保障制度を改革し、投票者数を増やすために保護している不法移民全員の面倒を見る福祉給付制度に変えようとしている。

 

 

 世界経済に対する理解は皆無だ。インフレが起きても、人々は価格を見て、価格が問題だと決めつけ、規制を提案するが、価格は単なるメッセージに過ぎない。イランが支配する海峡をめぐる中東だけでなく、サウジアラビアを弱体化させようと決意しているフーシ派もいる。ゼレンスキー大統領も加わると、特にEUとNATOがロシアと戦争になった場合、原油価格は2028年までに234ドルまで上昇する可能性があるとコンピューターは警告している。そうなれば、中東紛争とウクライナ戦争が合併し、中国と北朝鮮が巻き込まれることになるだろう。サポートラインは80ドル、レジスタンスラインは125ドルと188ドルだ。2026年末に111ドルを上回って終値をつけることは、無視できないメッセージとなるだろう。

 

 

 移民をヨーロッパ、アメリカ、カナダに受け入れることは、左派が権力を維持するための政策であり、その政策が経済成長を低下させ、生活水準を低下させることを十分に承知している。ドイツの経済成長率は0.8%にまで落ち込み、イタリアは0.5%にまで低下した。私がこの陰謀に初めて遭遇したのは、オーストラリアと交渉して、島を購入するか、オーストラリアの左上地域に移住して独自の都市を建設する許可を香港住民が得ることを香港から委任されたときだった。香港の英国への99年間の租借は1997年6月30日に期限切れとなり、その日に返還式が行われた。
 彼らは私がオーストラリアにコネクションを持っていることを知っていて、私に交渉を試みるよう依頼してきた。私はポール・キーティング元首相と会った。しかし私が提案したことは、すべて拒否された。私は彼らに、彼らの国債を返済するための白紙小切手を持っていると伝えたが、それでも答えはノーだった。私はついに元首相に直接、これは人種差別なのか、つまり彼らが中国人を嫌っているからなのかと尋ねた。彼は否定した。彼らは共産主義から逃れてきたのであり、(元首相の政党ではなく)保守党に投票するだろうと彼は考えていたのである。キーティング元首相は労働党政権を率いていた。香港住民のオーストラリアへの移住を認めれば、彼らの政治力学は変わってしまうだろう。

 

 

 彼らはこのことをよく理解している。国境開放は、(米国の)左派(民主党)が勢力を失いつつあり、いずれ崩壊する運命にあることを彼らが認識していたからこそ実現したのだ。このグラフを見てほしい。上院と下院を合わせて民主党の議席総数を測定すると、長期的な傾向が明らかになる。民主党は19世紀初頭に最高得票率を記録したが、それ以降の最高得票率は毎回低下している。フランクリン・ルーズベルト大統領と大恐慌以降、民主党が勢力を拡大するたびに議席数は減少している。国境開放の真意はまさにこれだ。ドイツのメルツのように、国民が自分の政策を支持していないことを認めようとしないのと同じように、この流れに逆らい、権力を維持しようとする必死の試みなのだ。国民や国にとって何が最善かなど、決して関係ない。常に自分たちの考えを社会に押し付けようとしているのだ。

 

 

 ヨーロッパ、そしてカナダやアメリカ合衆国における政治は、戦争へと堕落してしまった。もはや妥協も、国家も、国民も関係ない。彼らは国民を、何が最善かを理解できないほど愚かだと見下している。これはまさに、サッルスティウスがローマ共和国の崩壊について述べたことと全く同じである。両者の隔たりはあまりにも大きく、この政治危機を修復することはもはや不可能だ。私たちはただ成り行きを見守るしかなく、チャンネルを変えることなどできないのだ。

 

 

 彼らは決して歴史を振り返ろうとしない。しかも、そんなに昔のことまで遡る必要すらない。デトロイト市を見ればわかる。彼らはニューヨークのマムダニ(ニューヨーク市長)と同じことをした。彼らは自動車産業を徹底的に搾取し、ついにはすべての自動車会社がその町から撤退する事態にまで追い込んだ。そして1933年にデトロイトは破綻した。マムダニはそれを再び繰り返している。彼はウォール街を追い出そうとしている。テキサス証券取引所はニューヨーク証券取引所を縮小させるだろう。JPモルガンでさえ、今ではニューヨーク市内よりも市外の従業員の方が多い。

 

 

 ニューヨーク市はかつてアメリカ最大の港だった。しかし、労働組合は妥協を許さず、敵対的だった。そのため企業は街から去り、今ではニューヨークに船を停泊させる港はどこにもない。そしてどんなに説得しようとも、彼らは耳を貸そうとしない。

 

 

 ギリシャのスパルタに共産主義国家が存在していたというのは興味深い。スパルタは、事実上国家の経済的奴隷であり、富を蓄積することが禁じられていたため、貨幣を発行しなかった唯一のギリシャの都市国家だった。もしかしたら、AOC( アレクサンドリア・オカシオ=コルテス(米国下院議員-民主党))とエリザベス・ウォーレンは前世で古代スパルタのマムダニと結婚していたのかもしれない。隣人の富を常に貪るという彼らの哲学が、十戒で明確に禁じられているのは実に興味深い。これは、人類には何千年もの間存在してきた暗黒面があることを示している。

 

 

 政府には至るところに無能な人間がいる。個人はたいていの場合、過去の過ちから学ぶが、政府には蓄積された知識がない。そのため、世代を超えて同じ過ちを繰り返してしまう。社会全体の知識基盤が存在しないのだ。こうして私たちは「恋はデジャ・ブ」のように、同じ愚かな過ちを何度も何度も繰り返し、この悪循環を断ち切ることができないでいる。

 

 

 私は、コンピューター(ソクラテス)が2028年はまさに政治的混乱の年になると予測していると警告してきた。今から2028年まで、私たちは2014年に始まり、あらゆる方向から2027年までエスカレートし続けている容赦ない戦争のサイクルの中にいる。どこにも正気は残っていない。中東は、双方が預言の成就を求めている宗教戦争であるため、解決の見込みはない。ウクライナは、合理的な解決策を阻む純粋な憎悪に囚われている。ヨーロッパは戦争を必要としている。なぜなら、気候変動対策によってドイツ経済が破壊され、さらに国境を開放して国内に(移民の)洪水を引き起こし、ドイツ文化を永久に変えてしまったからである。緊張が高まる中、サルスティウス(ローマの歴史家)の例にならえば、ブリュッセルが結束を固め権力を維持するためには、外部の敵がどうしても必要とされている。民主党は戦争を強く支持しており、権力を掌握し、徹底的な破壊のためにウクライナに資金援助するだろう。
 議会による調査は、ワシントンでも前例のない規模で行われるだろう。民主党は2028年の選挙に照準を合わせており、国を乗っ取る最善の方法は、トランプ政権が根っからの腐敗政権であることを暴露することだ。下院少数党院内総務のハキーム・ジェフリーズ氏は、彼らが直ちに「腐敗」に焦点を当てるとすでに述べている。ジム・ハイムズ議員(民主党、コネチカット州)も同様の姿勢を示し、トランプ政権と企業との間で行われた「露骨に腐敗した取引」だと批判している。私の懸念はそれほどではない。なぜなら、民主党も大金のために企業に媚びへつらっているからだ。私の懸念は、大統領の義理の息子であるクシュナー氏だ。彼は実際には政府職員ではなく、彼と彼の側近は「ボランティア」であり、この仕組みはヒラリーが私用サーバーでやったように、情報公開法に基づく開示請求を回避するためのものだ。もし私が彼らだったら、徹底的に追及される覚悟をするだろう。
2028年に向けて、民主党の候補者には事欠かないだろう。その顔ぶれは、知事や連邦議会議員から、強靭な精神力を持つアウトサイダーに至るまで多岐にわたる。民主党全体としては、アメリカ民主社会主義者(DSA)派と党内のより現実的な中道派との間の相違に真正面から向き合うことなく、必死に中間選挙を乗り切ろうとしてきた。2028年に向けて、私たちはこうした状況をニュースの見出しで目にすることになるだろう。

 

 

 資金が公的部門から民間部門へと移動するにつれ、資本の流れが変化している。世界の債券市場は危機に瀕しており、戦争の太鼓を叩けば叩くほど債務は増え、敗者は必ず債務不履行に陥りる。私は、2032年にピークを迎える民間部門の波が到来していると警告してきた。この時、資本は国債から民間資産へとシフトする。私たちは「すべてがバブル」の状況にある。そこでは、株式、不動産、美術品、金、銀、そして一般的なコモディティといった有形資産に、資本が逃避する傾向が見られる。他の人々もこの傾向に気づき始めている。

 

 

 12月4日、5日、6日に開催される今年のWEC(マーチン・アームストロング氏が主催する世界経済会議) では、話し合うべきことがたくさんある。このような波を乗り切るにはこれが唯一の方法であり、私たちは最終段階にいる。何を避けるべきか、どこへ行くべきか。