奈良県が観光戦略本部を設置
奈良県が観光戦略本部の第1回会合を開き、同県の観光が抱える問題の解決や観光GDPの飛躍的かつ持続的拡大につながる実効性ある取り組みを図ります。
① 近鉄奈良駅・新大宮駅・JR奈良駅周辺エリア、②平城宮跡周辺エリア、③中部エリア(斑鳩、山の辺の道、飛鳥・藤原)、④南部・東部エリア(吉野・天川、金剛・葛城、十津川村、宇陀)の4重点地域にエリア部会を設置。
民間の事業者などをメンバーとして、統計データなどを基に課題や将来像や取り組みの方向性などを議論、県全体を俯瞰しての政策の方向性や重点施策などをまとめる。
奈良県観光戦略課から、県の観光課題として観光消費額が少ないことや宿泊客数が全国44位と非常に少ないこと、また観光客が奈良公園周辺に集中していることが示されました。(kankokeizaiより)
2030年度に観光消費額4200億円・1人当たりの観光消費額で宿泊客は3万1千円・日帰り客は6千円・延べ宿泊客数は500万人との具体的な数値目標を掲げています。