ウクライナ パリオリンピック参加決定を発表
ウクライナの政府とオリンピック委員会はボイコットの可能性を示唆していたこの夏のパリオリンピックについて参加することを決めたと発表しました。
7月26日開幕のパリオリンピックについて、ウクライナは自国への軍事侵攻を続けるロシアとその同盟国・ベラルーシの国籍を持つ選手の参加が条件付きで認められたことを受け大会をボイコットする可能性を示していました。
声明は大会への参加は意志と精神の強さを世界に示す機会、パリでウクライナの国旗を掲げてパフォーマンスすることで意志の力を示すとしており、現時点ですでにおよそ100人の選手が参加資格を獲得しているということです。
ウクライナ政府によれば、ロシアによる軍事侵攻以降、スポーツ関連の被害は選手やコーチなど少なくとも450人以上が死亡、練習場や合宿所といった500以上の施設が破壊されるなどしたということです。(NHK newsより)
パリオリンピックについて、IOCはロシアとベラルーシの国籍を持つ選手について「中立な立場の個人資格の選手」として、軍事侵攻を積極的に支持していないことなどを条件に参加を認める方針を示しています。