旅行・宿泊業の85%が人材不足で営業制限
サービス・ツーリズム産業労働組合連合会は、加盟組合を対象に実施した人材不足の影響に関する調査結を発表した。
人材不足の影響で営業制限を実施したという旅行業・宿泊業の加盟組合の事業者は85%に上り、対策としては、宿泊業では営業日数の縮小51%・営業時間の短縮33%・客室などの販売数の制限27%・来店予約の実施27%があがった。
旅行業は、来店予約制導入53%・営業時間の短縮47%・店舗の統廃合41%・入札や案件辞退41%、宿泊業は80%の事業者でパートタイマーやスキマバイトの活用が増加している。
人材不足の要因・退職の理由は、旅行業は会社の将来性64.7%・職場環境58.8%・仕事量・長時間勤務・賃金が低い52.9%となり、宿泊業は賃金が低い88.6%・職場環境54.3%・長時間労働40.%・会社の将来性31.4%となった。(travel voiceより)
人材不足に伴いデジタル化やDXの推進、中途募集については宿泊業は「接客・調理」・旅行業は「営業」が中心となっています。