近いところのモノ、コト、ヒトほど灯台下暗し…とはこのことか。ある映画を見てから、歩いて行ける距離に豆腐屋さんがあることに憧れていた。こっちに越して来て、近所に”豆腐屋”の看板を見つけて心踊った。でも、中を窺い知ることのできない店構えに思い込んでいた。”容易く買えるお店じゃないんだ…”と。あれから2年と半年。拍子抜けするくらい、すぐ買い求められることが分かった。これも、新たな仲間のお陰。自分の思い込み傾向に苦笑する一方、ためらわず行動することの大切さを改めて思う夜。
連綿と左に深緑の山、真ん中にせせらぐ川、右に艶緑の茶畑。村の魅力がいっぺんに見渡せる、絶景スポット。ただ、そこに立つだけで、幸せな気持ちに満たされる。傍で、そっと佇む墓石に、”寛政”の文字。はるか昔、江戸の時代より、ここに人々の暮らしがあったのだと、思いを馳せる深秋のある日。