先週から私の住むデュッセルドルフは、公道でもマスク着用義務が発生していると書いたのですが
その時の記事はこちら
これは基本的人権に反する!
と行政裁判所に訴えた人がいたそうです!
この方はデュッセル在住の年金受給者だそうで、コロナ保護措置に対するデモなんかもオーガナイズしている一個人男性だそう
そして下された判決は。。。
勝訴!!
行政裁判所は
市の定めた公道でのマスク着用義務は違法である
と判決を下したそうです
ヒーーーーー
すごい、本当に訴える人がいるんだ、ドイツ
裁判所の見解は、市の発表したマスク着用義務の要件が明確でないとのこと
例えば、
他人との距離が5メートルを保てない場合、とあるが、コロナ保護条例にある、科学的に証明されているという1.5メートルの距離をこれははるかに上回っている
ということや
時間帯、空間状況、歩行者の頻度、などを客観的に自分たちで判断しなければならない、ということは、明確さに欠ける
即ち、市民がマスク着用義務の対象となる場所と時間帯などを明確に認識できない
ということ
で、マスク要件の場所や時間帯が明確に定義されていないことを批判したそうです
ただ、笑ってしまったのはこの判決結果は、訴えた彼一人の身に適用されるということ!
彼一人だけが、デュッセルドルフ市内で唯一のマスク着用義務免除者
この判決が下されたのが今週の月曜日
市民全体じゃないんかーーーーい!
と思っていたら
これは個々の判決になるからだそうなのです
この判決の次の日、後追いで市がマスク着用義務の変更を発表
本日(11/11)から全ての公道ではなく、デュッセルドルフの
中央駅前と裏の広場 6時~22時の間
(Konrad-Adenauer-PlatzとBertha-von-Suttner Platz)
旧市街とセントラル 10時~19時の間
(旧市街全体とKönigsalleeと Schadowstrasseの通り)
の公道が時間帯も決められてマスク着用義務と変更になりました
マスク着用ゾーンの詳しい地図はこちら
もちろん、店内や公共交通機関での着用義務は引き続きそのまんまです!
また、上記の通りでなくとも人通りが多い場所ではもちろんマスク着用が推奨されてます
画像はWDRさんのサイトよりお借りしました
最近はこんな看板がよく見られます
は~~もうコロコロ規則が変わって疲れる
やはり個人の権利にうるさいドイツ人
そしてきちんとルールを明確化したいドイツ人
こうやって自由を勝ち取っていくのね
裁判を起こした人、ある意味尊敬
私はブチブチ文句を言うだけで、裁判までは起こさないわ
けどさ~こんなにルールを明確化しなくても、シンプルに
人の密な所ではマスクする
って意識だけで十分じゃない?!とも思ってしまうのでした
あ、けどそれができないorやりたくないから、こんな裁判までなるのか
グレーゾーンも有りだと思う私
要は個人の心がけ
日本の自粛行動は本当にすごいな~と思う今日この頃
なんか先週今週とマスクに踊らされているデュッセルドルフです!