男の子育児中の
時短ワーママです

長男モチタロ

次男モチジロ

リズム感や音感が壊滅的だった長男。
ピアノを習い始めてから少しずつ鍛えられてきて、学校の成績も◎だったんですが…
3年生1学期の通知表は◯でした
本人は全然気にしていなかったけど、親の本音としてはちょっとがっかりしちゃった
さて、夏休みが始まってみると、「通知表がちょっとがっかり」どころの話では無いことが発覚。
夏休みの宿題に、リコーダーの練習がありましてね。
そうか、リコーダーか…
母はすっかり存在を忘れてたけど、成績がパッとしなかった原因はこれでまちがいない…。
「練習曲(シ、ラ、ソしか使わない)を吹いて」と言ってみたら、まんざらでもない表情の長男。
これは、もしや…吹けるの?
「じゃあやるね!」
ピー!
ピュ↗︎
ピョ↗︎↘︎↗︎
…うん。でしょうね
「もしかして、下手?」
…下手っていうかさ…
音が出てるかどうかくらいはわかってくれよ…
ピアノ習ってるんでしょうよ…
「楽譜は、読めてるねぇ…」
かろうじて絞り出した肯定的なことば。
「ねえこれ、音楽の時間に何も言われなかった…?」
「言われてないよ。一人で吹くことないから」
なるほど。
とりあえず晒し者になってなくてよかった。
(クラスに数人いた、実技ができなくて晒し者なっちゃう子が忘れられないわたし)
(あれ、晒し者の本人もだけど、ギリ合格ラインの子にもトラウマを植え付けたよね)
でも、もしかしたら2学期はリコーダーのテストとかあるかもしれない。
っていうか、夏休みの宿題で出るくらいだから、「最低限これくらいは吹けてなきゃ」なんだろう。
ということで、特訓。
穴の押さえ方がうまくないのは、まあ、なんとなく想像してたけど…
リコーダーの角度とか、唇の付け方とか、もう全部が、「普通そうならんやろ…」という
不器用すぎて、イライラするぅ。
一つ一つ分解して説明して、ようやく、ソ、ラ、シが出るようになったけど、フレーズにしようと思うと、とたんに
ピー!
ピュ↗︎
ピョ↗︎↘︎↗︎
にもどっちゃう。
キーってなりながら教えてたら、2階で仕事してたパパが降りてきて一言。
「リコーダーかぁ!意外とちゃんと吹けてるじゃん。」
え…?
シ、ラ、ソが
ピー!ピュ↗︎ピョ↗︎↘︎↗︎
だよ?
あ、この人、音楽に一切興味ないんだった…。
笛はピーピーって鳴るものだと思ってるのかな。
音楽を奏でられるって知らないのかもしれない。
もう、あっちにもこっちにも絶望よ。
…ボスケテ…