



保育園2歳児クラス。ご機嫌ベースの自由人。


仏タイプ。スマホの充電を常に気にする。


適当系時短ワーママ。妄想旅行が趣味。
学生のころ、国語の教科書って大好きでした。
息子の小学校も、私と同じ教科書を使っているので、
「くじらぐも」とか「たぬきの糸車」とか、
30年以上掲載され続けているものもあって、嬉しくなっちゃいます。
で、「たぬきの糸車」。
ご存知でしょうが、あらすじは…
きこりの夫婦が山奥で暮らしていました。
おかみさんが糸車で糸を紡いでいると、いたずらたぬきがやって来て、隠れて糸を紡ぐまねをしていました。
おかみさんは、たぬきのことが可愛くなって、ある晩、罠にかかっていたぬきを助けてあげました。
冬の間、山の麓でくらしていたきこりの夫婦が山奥に帰ってくると、おかみさんはびっくり。
ほこりをかぶっているはずの糸車はピカピカで、そのそばには紡いだ糸が積み上げられていました。
おかみさんがご飯の準備をしていると、糸車を回す音が…振り返ると、あのたぬきが糸を紡いでいたのです。
おかみさんと目が合うと、たぬきは嬉しそうにしながら逃げていきました。
光村版は、たぬきのお茶目さが際立ってますよね。
好き。
でも、昔話の雰囲気あふれるの恩返しっぽさはあまりない。
そこで、モチタロに、聞いてみたんです。
「なんで、たぬきは逃げるときに嬉しそうだったんだろうね?」
「おかみさんに、上手に糸を紡ぐところを見てもらえたからじゃない?」
おお、そう来たか。
その発想は無かった。
お茶目なたぬきだし、確かにそうかもしれん。
子どもの考えることっておもろいな
とはいえ、きっと教科書的には、恩返しができて嬉しかったということなのでは…?
(知らんけど)
と思い、なんとか「恩返し」というワードを言わせたかったのだけど、全然出てこない。
「だからさ、鶴の恩返しみたいなことなのよ、きっと。助けてもらったお礼にね、糸を紡いどいたよっていう」
結局、私が答えをいうパターン。
「え?鶴は自分の羽を使ってたけど?」
けど?何よ。
身を削らないなら恩返しとは認めない、とでも?
きっと、そもそも「恩返し」が何かよく分かってないんだわ
「恩返し」なんてワード、昔話でしかお目にかかることないもんね。
そういえば、土間とかしょうじとかなんなの?って言ってたわ。
障子を、「ミキティー」って叫ぶ人の苗字のイントネーションで発音してたしな。
和風のものごとを知らなさすぎる
小さいころ、いろいろ読み聞かせしたつもりだったけど、ポップなものに偏りすぎてたかしら。
もっと昔話とか名作を読んだ方が良かったのかな
漫⭐︎画太郎!ってウケてるような親だから、子どもがモノを知らないのも仕方ないのか…。