子どもの夢って、無条件で応援したくなるものですよね。
でも、つい親の本音が出てしまったがために、ややこしくなることもあります。
モチタロは最近、将来のゆめとして「鉄棒でオリンピックに出る」「サッカーでワールドカップに出る」ことを掲げていますが、
ずっと言っているのは「パパと同じ会社で働いて、結婚してお父さんになること」です
すごいパパに憧れてるやん…
それ自体は、「そっか〜、素敵だね〜」と言っているんですが、
「結婚したあとも、パパとママと、このおうちで暮らしたい」
と言いだしたので、思わず、
「え、それはやめようよ」
と答えてしまいました
「なんで?」
「結婚したら、だいたいは自分たちのおうちに住むんだよ。パパもじいじやばあばと暮らしてないでしょ?」
「いもちゃん(私の妹)は、結婚してるけど、じいじとばあばと暮らしてるじゃん」
…そうでした。私の妹は実親と同居しています。
こんな身近にイレギュラーおったわ。
「…そうだね…。でもほら、今のモチタロのおうち、そんなに広くないしさ」
「そう…なの…?広いと思ってた…悲しい」
「えっと…そうね、まあね、広いんだけどね…。ほら、もしかしたら、ママとお嫁さんがケンカしちゃうかもしれないし
」
我ながら、何を言っているのでしょう。
「なんでケンカするの?」
「えっと…一緒に住むと、ケンカすることもあるんだよ。」
「………じゃあ、隣のおうちに住んでいい?」
「え?それは近すぎない?」
架空の話なんだから、『いいよ!』って言ってあげて
「オレは、大きくなっても結婚しても、パパやママの近くがいいのに…」
「ありがとうね。じゃあ、隣の市に住んだら?」
あくまで近くに住むのは拒否する母。
「いいじゃん!」
ということで、モチタロの将来の夢は、
パパと同じ会社で働きつつ、鉄棒でオリンピックに出て、サッカーW杯で12点得点を決めて、結婚後は隣の市に住む
ということになりました。
それにしても、5歳児の「大人になっても一緒に住みたい」くらい受け入れてやんなさいよ。
と思う一方で、
いやだって、幼いうちにそれが刷り込まれちゃったら子供部屋おじさんになるかも知れないじゃない。今のうちから、「大学になったら家を出る」前提で話をしておくべきだって。
と思う自分もいて、悩むところです
なんにしても、これから何にでもなれる子どもたちたくさん夢をもって、キラキラがんばってほしいな。
おばちゃんは「再び出産前の体型に戻ること」を夢見つつ、マックフルーリーをいただくという…