【遺作】MermaiD | 屑星を箱に。

屑星を箱に。

詩を仕舞う場所。

昔、昔ある海の深く

碧が翠に変わり
翠が夜を知る場所で

光を閉ざされた小さな城に
お姫様が住んでいた

独りぼっちで住んでいた

揺れる白の太陽も
艶めく銀の月も

孤独には何の意味もなかった