オンラインサービス(株)顧客管理部の担当松井と申します。
この度サイト運営会社よりご相談がありご連絡させて頂きました。
以前、お客様ご使用の携帯端末より会員制有料サイトへのご登録ならびに登録料金未納の件でご連絡差し上げました。このまま放置致しますと、やむを得ずサイト運営会社より民事訴訟または債権譲渡の処置となる可能性がございます。
当社は民事訴訟、債権譲渡の差し止め等の和解業務を行う第三者機関となっております。料金精算のお忘れまたは誤ったご登録等の場合は退会処理、データ抹消をする必要がございますので早急にご連絡頂きますようお願い申し上げます。
ご相談窓口03-5269-5827
担当 顧客管理部 松井
営業時間 9:30~20:00
定休日 土曜、日曜/祝日
早急にご連絡頂ければお力添え致しますのでご連絡お待ちしております。
…というような、上記のメールが届いた。
これは所謂「架空請求」というものであって。
警戒心の強い僕が、「有料サイトで出会いを求めた」という過去の偽造。
甚だ滑稽でしかたない。
出会ったところで、相手との未来はない。
因みに、どうして架空と言えるのか。
疑問に思うであろうことなので補足。。
まず、「オンラインサービス(株)」の、会社についての説明が漠然としている。
「第三者の機関」というからには、相手を納得させるだけの自己紹介が必要である。
会社詳細のURLや、構えている場所の住所なく、ただ無条件に問い合わせ番号を載せているだけというのがおかしい。
「力添えする」とあるが、これでは最初から不当を決めつけてかかっているようなものだ。
次に、依頼された「有料サイト」に関する情報が一切ない。
これは相手に「どのサイトに登録したか」という情報を相手に特定させたくないからだ。
受け取り側が、実際に登録していたとした(もしくは以前していた)としたら、ちょっとした不安を煽る。
架空請求は、そこを利用するのだ。
「あのサイトかもしれない」と。
例えば、気の弱い若者は思い当たったとする。
畳みかけて「訴訟」や「裁判」という言葉で「世間的体裁と名誉の保身」の揺らぎを感じさせられて、「力添え」の言葉に慌てて連絡。
問い合わせて、「松井」なる担当に相談の対応(どんなものかは判断しかねるが)を受け、「ああ、それでは此方も対処しかねます」という結論で、若者は入金に至る。
このメール以前に、噛ませとなる「サイト側からの通知」が、2、3通と電話が何本か入っていた。
僕は知らない番号には出ないので留守電だったが…
本数を重ねるごとに、対応の男が変わり、声が低くなる。
多分、なかなか連絡が取れず、入金させるために時間を掛けた相手には、ドスの利かせた少々乱暴な手段に移すためだ。
懸賞や占いのサイトで最低限、電話番号と名前は登録する。
「なんで個人情報が?」なんて、疑問は今更。
ダミーの無料情報提供サイトで、個人情報を集めて、本命の「架空請求」で利用する。
ちょっとした情報と考えで、芋蔓式に出て来る法則だ。
そもそも、そういった請求促し部分では「書面」で送付されるものであるし。
もしメールで通知するにあたっても「○○というサイトですが、使用料金が○円支払われていません、お支払いはお済みでしょうか?」と確認の連絡から入るもの。
そういう前置きがないメールは、架空でまず間違いない。
皆さん、そういうメールが届いたことありませんか?
こういうメールは、やる側も危険なギリギリのラインを走っています。
度を越えたら警察にお縄な仕事。
ちょっとつついて、ボロを出すのを促すのもいいかもしれません。
つつき方を知りたい方などがいらっしゃれば、力になります。
どうぞ気軽にミニメしてください。
でも、お悩みの方が優先。
当然ですよね。