ドーパミン出て悦にいる
初めてお越しいただいた方へ
当ブログでは多少の専門用語が出てきます。
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最近連日更新しているせいか
自己啓発ネタが多くなっています
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by：s.thornton
ここ数日夜になると西東京地区も
寒さが一段と厳しく感じられるよ
うになってきました。
といっても北国に比べれば天国で
す。
昨日の夜もそんな寒さの中のジョ
ギングに出かけました。
走るというよりは飛び跳ねるよう
な、スピードを落とした走りでし
たが、なんだか途中から気分が良
くなってきて、走行距離を少し伸
ばしてしまいました。
体があったまるだけでも気分がよ
いのですが、脳内麻薬物質の登場
と相成ったようです。
実はジョギング中毒というのもあ
るらしくて、快感ほしさにやめら
れなくなるようです。
同様に人は、夢をかなえたとき、
大きな喜びを感じますが、この喜
びの正体は脳が感じる快感なわけ
です。
人は夢をかなえたくて努力するの
ですが、これはいわば快感を追求
するということ。
でもこの快感は長くは続きません。
そこで脳はまた新たな快感を求め
るようになります。
新たな夢や目標に向かって邁進し
ていくわけです。
これは人が生きる上で、向上心や
意欲につながっていてとても大切
な仕組みになっています。
ところが定期的に快感が得られて
いる限りにおいては、もっと上を
目指すことができるのですが、あ
まりに長い間この快感が得られな
いでいると、今度はこれが逆にス
トレスになってきてしまうのです。
日本人は豊かになろうと一生懸命
がんばってきた、その結果が世界
に冠たる経済大国としての地位な
のだと思います。
物やサービスに溢れ、一定の安全
も確保されている。
でもなんだかその便利さに慣れす
ぎて、感謝すらろくにすることも
なくなってしまった。
まるで、脳がもう快感を感じなく
なってしまったみたいです。
ちなみにこういった快感の正体は
ドーパミンです。
ドーパミンによる快感は一過性で
長く続かない。
しかももっともっとと上を目指し
て達成していかないと、今度は逆
にストレスを感じ始めるようにな
る。
以前ブータン国王夫妻が来日され
た折、かの国の様子が少しだけ紹
介されていましたよね。
物質的にははるかに劣る生活をし
ているにもかかわらず、国民の多
くが幸せを感じている。
(劣るという表現は適切ではないですね）
かたやおそらく世界で最も便利な
生活を営んでいるはずの日本の人
々が、世界有数の自殺者を出し、
みんなそれほど幸せそうな顔をし
ていない。
”幸せですか”と聞かれて”幸せ
です”って心の底から偽りなく答
えられる人ってどのくらいいるの
でしょうか。
今までのような目標達成型の生き
方だけでなく（それはそれとして
大切ですが）、そろそろ何か新し
い価値観をみつけて生きていかな
ければいけない、そんな時期にマ
ジでさしかかってきているようで
す。
かくいう私もジョギングしながら
一人悦にいってる場合ではないの
かもしれませんね。
「ドーパミン出て悦にいる」で
した。
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
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