ホームタウン | アジアに響く鐘の音

ホームタウン

 

 

昨日の夜

 

「年末に久しぶりにマレーシアでも行きたいねぇ。」という話になりました。

 

もう何年か

 

私も子供も日本から出ていません。

 

夫も仕事以外では、日本にべったり。

 

まぁ夫はね、出張で中国や香港に台湾、フィリピン・・・・あとはどこだっけ。

 

ヨーロッパもかな。

 

色々行っていて、出張先で休日もあったりするんで

 

観光だったり買い物だったり食事だったり

 

あれこれ楽しんではいるんですけど

 

どこも出てない私と子供たちは、そろそろ外の国が懐かしくなってきています。

 

個人的には飛行機は乗りたくないんだけど。

 

 

 

 

息子くんに

 

「ねぇ、年末にそろそろマレーシアとか行きたくない?」って聞いてみたところ

 

男の子

「行きたいよ。でも、どっちかというと住みたい。友達に会いたい。」と。

 

 

えっ

そーなんだ。

 

住みたいまで言っちゃうんだ。へぇ・・・・・。

 

 

だって

 

日本でも本当にのびのびとしていて

 

つい先日だって、アメリカへ短期留学をして

 

友達と2人部屋で2週間、ずーーーーっと一緒だったんだけど

 

一度だって喧嘩もせず、仲良く楽しく過ごしてきたというのに。

 

それより、以前よりも深く仲良くなれた。。。という話をしていたばかりなのに。

 

そんな環境にいても、あの、幼い頃をずっと過ごしてきたマレーシアへ帰りたいんだ。。。

 

 

日本の方が、友達同士で遊んだり出掛けたり

 

イベントとか、楽しいことが盛りだくさんで

 

自由度が高いのになぁ。

 

実際

 

ドラクエのイベントにも行ったし

 

9月のポプテピピックのイベントにも友達と行く約束してたし

 

それ以外にも友達の家を行き来して遊んでるし。

 

 

 

 

まっ

 

そんなことを言っていてもきっと

 

マレーシアへ帰れば、日本の友達に会いたくなるんだろうケド。

 

 

 

 

 

そうして

 

ふと思ったこと。

 

彼にとって、一体どこがホームタウンになるのだろう。

 

産声を上げて2~3歳までいた東京は中央区か

 

それとも6年間育ったマレーシアか(2年ほどいた香港や中国の記憶はほぼ消えてますw)

 

それとも・・・・家族みんなよそ者として住んでいる、現在の場所か・・。

 

それとも・・・・・・

 

その、今まで生きてきた全ての場所かな?

 

 

 

いずれにしても

 

あの、マレーシアで過ごしてきた6年間というものは

 

息子くんにとって、何物にも代え難い時間だったのだなぁと思います。

 

とてもとても大きな、大切な時間だったのだなぁと。

 

もちろん、良いことばかりがあったわけではなく

 

泣いた事も怒ったことも不安でいっぱいな時を耐えたことも

 

いろんな試練、あったけれど。

 

 

現在のところ

 

将来の夢として彼が語るのは

 

発展途上国へ行って、現地で人を雇い

 

その国の経済力や人々の生活レベルなど、全てのことを引き上げられるような

 

会社を経営したい。。。のだそう。

 

その夢がいつか叶うときがくるのならば

 

この

 

現在の暮らしはもちろんだけれど

 

海外で体験してきたことが彼の役に立ち、心の支えとなるといいな

 

 

願っています。