みなさまおはようございます。

前の記事から続きます。

 

調理実習の後は、日伊協会で開催された

掲題の講演会へ参加しました。

 

前半は、イタリア人画家、ロベルト・ピビリ氏による

「イタリア現代アート、アートでつなぐイタリアX日本」

 

 

 

 

 

これまでの彼の作品から

イタリアの知り合いの巨匠達(アーティスト)の

作品をご紹介して下さいました。

 

メインのテーマは、アナグロニズム

時代の風潮に合わせないで、時世に逆行していることで

時代錯誤と言われています。

例えば、一枚の絵の中に古典と現代の高層ビルが共存

しているような具象絵画が挙げられます。

 

 

 

 

 

ロベルト氏は、18ヶ月前から山口でアーティスト

活動をされています。

奥様の、スローフード&料理研究家

地域おこし協力隊である粉川妙さんの日本赴任に伴い

イタリアから移住されたそうです。

 

 

 

 

 

後半は、ハンドメイドのイタリア旅行を企画されている

マリア・アングリサーニさんによる

「まだ知られていないアマルフィの魅力」についてのお話です。

 

 

 

 

 

アマルフィーには「神々の道」というところがあります。

マルフィ海岸の上、標高550メートルにある全長6キロの

ハイキングルートです。

眼下にアマルフィ海岸の絶景、遠くにカプリ島も

望むことが出来ます。

(画像はネット上より拝借しました。)

 

 

 

 

 

 

イタリア料理教室も開催されているマリアさんからは

「マンマの作る本場のおつまみ」の試食3種と

食前酒1種のおもてなしもありました。

 

カンパーニャ洲の代表的な家庭料理である

マンマのもったいない精神を発揮した一品で

前の日に余ったパスタ料理を卵でとじて

小麦粉を入れて焼いたもの。

 

カーニバルの時にイタリア全国で食べられるが

各地で呼び名が変わる「キャッケレ」

カンパーニャ洲では、リモンチェッロや白ワインを

入れるそうです。

(わたしが作るものはミラノ流で、グラッパを入れます)

 

そして、もう一品は、塩味のキャッケレ。

これはマリアさんの発明だそうですが

わたしにとってヒットでした!

 

 

 

 

 

カンパリを使った食前酒も配られましたが

午後3時前だったので、わたしは飲まずにお隣の方の

ものの写真を撮らせてもらいました。

 

たまたまお隣に居合わせた方なのに

「写真撮らせてもらって良いですか?」

と気軽に声をかけることが出来るのも

イタリアに関する講演会だからこそです。

 

 

 

 

 

いつも思うのですが、イタリア関連のイベントや講演会には

イタリアの習慣に馴染んだ方々が集まって来ます。

そこには、自然にイタリアの空気が流れています。

そして、わたしのAHOっぷりも溶け込むように思います。

 

マリアさんは、在日歴もとても長く

お話のところどころが大阪弁でした。

おひとりでボケたり突っ込んだりと

とても楽しい方で親しみを感じました。

 

 

 

 

 

いつも読んで頂きありがとうございます。